現地時間11月24日、NBAが今季第５週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからクリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェル、ウエスタン・カンファレンスからオクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー（SGA）が選出された。

　11月17日（月）から23日（日）の期間中、４試合に出場したミッチェルは平均31.8点、6.3リバウンド、5.0アシストをマーク。チームの３勝１敗に貢献し、今季初、通算９回目の週間MVPに輝いた。

　キャリア９年目、29歳のスコアリングガードは、４試合中３試合で30得点＆５リバウンド＆５アシスト超え、週間フィールドゴール成功率56.6％（47／83）、３ポイント成功率43.2％（16／37）と躍動。

　17日のミルウォーキー・バックス戦で37得点を叩き出すと、23日のロサンゼルス・クリッパーズ戦でも37得点を奪って勝利に導いた。また、この試合では５本の３ポイントを決め、球団の成功数ランキングでカイリー・アービング（723本）を抜いて５位に浮上している。

　リーグ全体５位、自己最多ペースの平均30.8点を残すミッチェルが牽引するキャバリアーズは、12勝６敗でイースト３位につけている。
  　一方、サンダーを期間中全勝に導いたSGAは、４試合で平均31.0点、4.3リバウンド、6.5アシスト、2.00スティールを記録。第２週に続く今季２回目、通算８回目の受賞を果たした。

　27歳の昨季MVP率いるサンダーは、この週の４試合のうち３試合で第３クォーターまでに決着をつけ、SGAが第４クォーターにコートに立ったのは１試合のみ。平均出場時間31.0分という“省エネプレー”で得点を量産し、フィールドゴール成功率60.0％（39／65）、３ポイント成功率64.3％（９／14）、フリースロー成功率90.2％（37／41）と抜群のシュートタッチを披露した。

　好調のエースに導かれ、サンダーは開幕８連勝後に再び９連勝を達成し、17勝１敗でウエスト首位を快走。シーズン最初の18試合で17勝を記録した、史上10チーム目となった。

構成●ダンクシュート編集部

好調ホークスを牽引するジョンソンがキャリア初の週間MVP！ヨキッチは貫録の２週連続受賞｜NBA第４週

ピストンズを東首位に導くカニングハム、“異次元スタッツ”のヨキッチが週間MVPに選出！両チームとも期間中全勝｜NBA第３週

シクサーズを首位に導くマキシー、王者サンダーのSGAが週間MVPに選出！東西のスコアリングガードが躍動｜NBA第２週

ウェンバンヤマとアデトクンボが今季最初の週間MVPに選出！ともに開幕３戦で“NBA初スタッツ”を記録｜NBA第１週