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「スーパースターになろうとは思ってない」八村塁が自らの役割と優勝への想いを語る「求められることは何でもやる」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.11.29

八村が自らの役割について語った。(C)Getty Images

 今季の八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)は、開幕17試合を終えて16試合に出場(すべて先発)。平均33.4分のプレータイムに14.9点、フィールドゴール成功率56.8%、3ポイント成功率48.3%というスタッツはいずれもキャリアハイと、充実のスタートを切っている。

 特に目を引くのがシュート成功率の高さで、フィールドゴール成功率はリーグ12位、3ポイント成功率に至っては同3位。効率よく得点を稼ぎ出し、レイカーズのオフェンスを支えている。

 その一方、1試合あたりのフィールドゴール試投数は10.1本で、ルカ・ドンチッチ、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、ディアンドレ・エイトンに次ぐチーム5位。これはオフェンスにおける序列や、八村自身が自らショットクリエイトする役割を与えられていないため仕方がない部分もあるが、「もっとシュートを打たせてもいいのでは?」と思うファンも多いことだろう。

 好調にもかかわらずシュート数が増えない現状を八村本人はどう思っているのか。現地時間11月28日(日本時間29日、日付は以下同)に本拠地クリプトドットコム・アリーナで行なわれるダラス・マーベリックス戦を前に囲み取材に応じた背番号28は、胸中をこう語った。
 
「スーパースターになろうとは思っていない。ただチームが勝つために、求められていることは何でもやるつもりだ。今の役割は気に入っている。このチームで、本当に優勝を目指しているんだ。だから満足しているよ」

 キャリア7年目を迎え、様々なことを経験してきた八村にとって、今最も欲しいのはやはり優勝リング。そのためにエゴを封じ、勝利を最優先に考えて、自ら望んでサポーティングキャストとしての役割を受け入れているのだろう。

 現在のレイカーズは13勝4敗(勝率76.5%)でウエスタン・カンファレンス2位タイ。好スタートを切った一方、1位のオクラホマシティ・サンダーとは4.0ゲーム差、11月12日の今季初対決では29点差の大敗と、昨季王者との力量差はかなりあると言っていい。

 それでも、ドンチッチにレブロン、リーブスらタレントが揃う現在のチームなら、頂点に立つことも決して不可能ではないはず。悲願の優勝に向かって、八村は今後も"最高の脇役"としてチームを支えていくことだろう。

構成●ダンクシュート編集部

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