現地時間11月28日（日本時間29日、日付は以下同）、ミルウォーキー・バックスは敵地マディソンスクエア・ガーデンへ乗り込み、ニューヨーク・ニックスと対決した。

　両チームは10月28日に対戦し、ホームのバックスが121－111で勝利を収めたが、この日はニックスが118－109とホームでのリベンジに成功。３連勝を飾り、今季成績をイースタン・カンファレンス４位の12勝６敗（勝率66.7％）とした。

　バックスはヤニス・アデトクンボが鼠径部の捻挫から５試合ぶりに出場。28分５秒のプレータイムながら、フィールドゴール成功率71.4％（10／14）の30得点に15リバウンド、８アシストの好成績を残した。

　さらにカイル・クーズマが20得点、４リバウンド、３アシスト、２スティール、AJ・グリーンが６本の３ポイントを沈めて18得点、５リバウンド、２スティール、ライアン・ロリンズが13得点、５リバウンド、６アシスト、２スティール、２ブロック、マイルズ・ターナーが10得点、２ブロックを記録。
  　主力が躍動したチームは同点11度、リードチェンジ18度の激戦を演じるも勝利には届かず。『エミレーツNBAカップ2025』の成績が２勝２敗（得失点差＋４）となり、昨年大会の王者はグループプレーで姿を消すことになった。

「僕らは競い合った。フルコートで相手を捕まえて、フィジカルに攻めたし、激しくスイッチし、ショットをコンテストし、ペイントエリアを固め、リバウンドでも良い仕事をしていた」とアデトクンボはこの試合を振り返り、こう続けていた。

「でもそんなやり方じゃ試合に勝てないし、カルチャーを構築することもできないんだ。結局のところ、自分の仕事をしなきゃいけない。給料に見合う仕事をこなして、ディフェンスし、リバウンドを奪い、小さなことでもこなすしかない。で、時には小さなことを気にしすぎて、他のことが積み重なって大きな問題になってしまうことだってある」

　バックスにとって最も苦しいのは、連敗が７になってしまったことだろう。これによって今季成績が８勝12敗（勝率40.0％）になり、イースト11位まで低迷している。