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本気か、それとも勘違いか…ヤニスが4年後の“通算得点レブロン超え”を宣言「自分の中ではその頃トップになると思ってる」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.12.01

ヤニスが近い将来の通算得点トップ浮上を宣言した。(C)Getty Images

 ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは、鼠径部の捻挫から現地時間11月28日(日本時間29日、日付は以下同)のニューヨーク・ニックス戦で5試合ぶりに復帰。28分5秒の出場で30得点、15リバウンド、8アシストをマークした。

 しかし、チームは109-118で敗れて7連敗を喫したこともあり、アデトクンボは連戦となった翌29日のブルックリン・ネッツ戦にも出場。18分59秒のプレータイムながら29得点、8リバウンド、2スティールを記録し、バックスは116-99で8試合ぶりの勝利を手にした。

 翌30日を終えて、バックスはイースタン・カンファレンス11位の9勝12敗(勝率42.9%)。ネッツ戦では先発ガードの一角ケビン・ポーターJr.が開幕戦以来の出場を飾って13得点、4リバウンド、6アシストをマークしたこともあり、ここから巻き返してイースト上位へ浮上したいところだ。

 そうしたなか、キャリア13年目のアデトクンボがネッツ戦を終えてレギュラーシーズン通算2万1002得点に到達。通算2万1000得点超えはNBA史上42人目、現役では9人目の快挙で、史上6番目の若さとなる30歳と358日で大台をクリアした。
 
 アデトクンボよりも早く2万1000得点超えを果たしたのは、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ/28歳と97日)、ウィルト・チェンバレン(元サンフランシスコ/現ゴールデンステイト・ウォリアーズほか/29歳と184日)、コビー・ブライアント(元レイカーズ/29歳と194日)、ケビン・デュラント(ヒューストン・ロケッツ/30歳と23日)、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか/30歳と34日)と、NBA史に名を刻むスーパースターばかりとなっている。

 試合後、ロッカールームでメディア取材に応じたアデトクンボは、その5選手について史上最高の選手を意味する"GOAT(Greatest Of All Time)"の言葉を用いてこう表現していた。

「まず、彼らについて話さないとね。ついさっき見てきたばかりなんだ。マイケル・ジョーダンにコビー・ブライアント、レブロン・ジェームズ、ウィルト・チェンバレン、そしてケビン・デュラント。彼らはGOATの中のGOATだと思う。ここにいる人たちがこれに異議を唱えるとは思えない。
 
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本気?それとも勘違い?ヤニスの“衝撃宣言”