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八村塁とレイカーズが好調の理由は“ケミストリー”本人が強調「すべてはチームワーク。それが僕らを支えている」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.12.01

個人&チームとも好調の理由に、八村はケミストリーを挙げた。(C)Getty Images

 現地時間11月30日(日本時間12月1日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでニューオリンズ・ペリカンズと対戦と対戦し、133-121で勝利を収めた。

 この試合、レイカーズは相手に一度もリードを許すことなく、最大26点差をつけて快勝。途中、大量リードに気が緩み反撃を許す場面もあったが、しっかり勝ち切り今季成績をウエスタン・カンファレンス2位の15勝4敗(勝率78.9%)とした。

 レイカーズは故障明けのレブロン・ジェームズがコンディション管理のため欠場したものの、ルカ・ドンチッチが34得点に12リバウンド、オースティン・リーブスも33得点をマーク。さらにディアンドレ・エイトンが22得点に12リバウンド、4ブロック、ベンチからジェイク・ラレイビアが10得点を稼ぎ両輪を援護した。

 また、八村塁は33分35秒のプレータイムで14得点に2リバウンドを記録。フィールドゴール成功率42.9%(6/14)、3ポイント成功率25.0%(2/8)と珍しくシュート精度が今ひとつだったが、攻守で奮闘し勝利に貢献した。
 
 ここまで八村は18試合に出場し、平均14.8点、フィールドゴール成功率54.5%、3ポイント成功率46.1%はいずれもキャリアベスト。レイカーズもこれで今季最長7連勝と好調を維持している。

 個人、チームとも好調の要因はどこにあるのか。ペリカンズとの試合前、囲み取材に応じた八村は、その理由に"ケミストリー"を挙げていた。

「システムに上手く馴染めたんだと思う。ここに来て、レブロンやオースティンと一緒にプレーして4年目になる。彼らと一緒にいることが大切なんだ。ケミストリーが本当に良くなっているよ。

 すべてはチームワークなのさ。どうやってプレーするかに集中している。これはプロセスだ。コーチ陣は本当にいい仕事をしてくれているし、僕もすごくいい仕事ができている。それがチームを支えているんだと思うよ」

 レイカーズが見据えるのは、2020年以来18度目のNBA制覇のみ。そのためには、八村が言うように良好なチームケミストリーが何よりも重要となってくるだろう。

構成●ダンクシュート編集部

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