復活を遂げた名門が、王者相手にまたも強さを見せつけた。
現地時間12月25日、NBAは計5カードのクリスマスゲームが行なわれ、サンアントニオ・スパーズは敵地ペイコム・センターでオクラホマシティ・サンダーと対戦。117-102で勝利し、昨季王者から今季3連勝を飾った。
両チームは、今月13日のNBAカップ準決勝と23日の2度対戦し、いずれもスパーズが勝利。サンダーとしては敵地で20点差(110-130)で大敗した2日前のリベンジを果たしたいところだったが、またしても若きスパーズに苦杯を舐めさせられる形となった。
全米注目のクリスマスゲーム、サンダーは試合開始から7本連続でフィールドゴールを決めるなど18-12と好スタートを切るが、スパーズもすかさず反撃し41-36と第1クォーターをリードで終了。第2クォーターを28-24、第3クォーターも26-19と制する盤石の試合運びを見せる。
スパーズの16点リードで迎えた第4クォーターはサンダーも意地を見せたものの、残り1分42秒で14点差がついたところで主力を下げ、白旗を上げるとともに今季初の連敗を喫した。
会心の勝利をあげたスパーズは、ディアロン・フォックスがゲームハイの29得点と躍動。さらにステフォン・キャッスルが19得点、7アシストをあげたほか、13日の復帰以降ベンチ起用が続いているヴィクター・ウェンバンヤマも26分弱の出場で19得点、11リバウンド、1ブロックで貢献した。
これで7シーズンぶりの8連勝となったスパーズ。そのうちサンダーからわずか13日間で3勝を奪い、今季の強さが本物であることを証明した。
一方、ほぼフルメンバーが揃いながらホームで屈辱の敗戦となったサンダーは、今季は開幕8連勝を含め、シーズン最初の25試合で24勝1敗と歴史的快進撃を続けていたが、ここにきて失速。
NBAカップ準決勝以降、6試合で4敗(うち3敗がスパーズ、1敗がミネソタ・ティンバーウルブズ)と停滞期を迎えている。
これでウエスタン・カンファレンスは首位サンダーが26勝5敗(勝率83.9%)、2位スパーズが23勝7敗(勝率76.7%)で2.5ゲーム差に接近。サンダーは2015-16シーズンにゴールデンステイト・ウォリアーズがマークしたNBA記録の73勝9敗(勝率89.0%)を超える勢いから、68勝ペースまで勝率が下がってしまった。
両者は今後、1月13日と2月4日にも対戦が組まれている。スパーズがシーズン・スウィープを達成するのか、それとも王者が意地を見せるのか。今季の覇権争いの行方を左右する戦いになりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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一方、ほぼフルメンバーが揃いながらホームで屈辱の敗戦となったサンダーは、今季は開幕8連勝を含め、シーズン最初の25試合で24勝1敗と歴史的快進撃を続けていたが、ここにきて失速。
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両者は今後、1月13日と2月4日にも対戦が組まれている。スパーズがシーズン・スウィープを達成するのか、それとも王者が意地を見せるのか。今季の覇権争いの行方を左右する戦いになりそうだ。
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