現地時間12月23日(日本時間24日)、ポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)とケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)がホストを務めるポッドキャスト番組『Ticket and The Truth』の最新エピソードが公開された。
1990年代にNBA入りした両者は、主に2000年代に全盛期を送り、セルティックスとブルックリン・ネッツで計7シーズンを共闘。2008年にはセルティックスの攻守の要としてNBAチャンピオンに輝き、バスケットボール殿堂入りも果たしている。
現役時代にマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)やコビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)、ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)、シャキール・オニール(元レイカーズほか)といったスーパースターたちとしのぎを削った2人も、引退してから約10年が経過。
以降、レブロン・ジェームズ(レイカーズ/40歳)やケビン・デュラント(ヒューストン・ロケッツ/37歳)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ/37歳)といった1980年代生まれの選手たちがリーグの顔となり、今季も健在ぶりを見せている。
現在リーグはオクラホマシティ・サンダーを優勝に導いたシェイ・ギルジャス・アレキサンダーや、デトロイト・ピストンズをイースタン・カンファレンス首位に牽引するケイド・カニングハム、アンソニー・エドワーズ(ウルブズ)やヴィクター・ウェンバンヤマ(スパーズ)といった若きスター選手たちが存在感を増しているが、この時代の“GOAT(Greatest Of All Time)”、いわゆる最高の選手はカリーだとガーネットは主張する。
「若きスターたちが、それぞれの実力を発揮し始めている。ただ繰り返しになるが、今はカリーの時代だと思うね。彼こそがこの時代のGOATだ。ロングショットや3ポイントについて語る時、その救世主について語らなければならない。それが誰だかわかるよな?」
3ポイントでNBAどころかバスケットボール界全体に革命を起こしたカリーは、“ゲームチェンジャー”(変革者)とも呼ばれている。キャリア17年目の今季もここまで22試合に出場し、平均28.4点、4.2リバウンド、4.3アシスト、1.27スティールに3ポイント成功率39.0%(平均4.8本成功)と、一線級の活躍を見せている。
カリーはこれまで4度の優勝を経験してきた。これはレブロンと、ウォリアーズで“ビッグ3”を形成したドレイモンド・グリーン、クレイ・トンプソン(現ダラス・マーベリックス)と並んで現役最多タイ。ファイナルMVPこそ2022年の一度のみではあるものの、リーグの頂点に立った背景にはカリーの存在があり、紛れもなく彼がウォリアーズの顔だった。
ウォリアーズがカリー中心のシステムで一大王朝を築き、バスケットボール界全体へ多大な影響を及ぼしたのだから、ガーネットの意見もあながち的外れではない。
なお、25日のマブズ戦でカリーは23得点を奪ってチームの3連勝に貢献。この試合でNBA史上22人目のキャリア通算2万6000得点を突破し、2万6011得点まで伸ばした。歴代21位にいるガーネット(2万6071得点)超えまで61得点と迫っており、3試合を残す年内にも更新の可能性がありそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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1990年代にNBA入りした両者は、主に2000年代に全盛期を送り、セルティックスとブルックリン・ネッツで計7シーズンを共闘。2008年にはセルティックスの攻守の要としてNBAチャンピオンに輝き、バスケットボール殿堂入りも果たしている。
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以降、レブロン・ジェームズ(レイカーズ/40歳)やケビン・デュラント(ヒューストン・ロケッツ/37歳)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ/37歳)といった1980年代生まれの選手たちがリーグの顔となり、今季も健在ぶりを見せている。
現在リーグはオクラホマシティ・サンダーを優勝に導いたシェイ・ギルジャス・アレキサンダーや、デトロイト・ピストンズをイースタン・カンファレンス首位に牽引するケイド・カニングハム、アンソニー・エドワーズ(ウルブズ)やヴィクター・ウェンバンヤマ(スパーズ)といった若きスター選手たちが存在感を増しているが、この時代の“GOAT(Greatest Of All Time)”、いわゆる最高の選手はカリーだとガーネットは主張する。
「若きスターたちが、それぞれの実力を発揮し始めている。ただ繰り返しになるが、今はカリーの時代だと思うね。彼こそがこの時代のGOATだ。ロングショットや3ポイントについて語る時、その救世主について語らなければならない。それが誰だかわかるよな?」
3ポイントでNBAどころかバスケットボール界全体に革命を起こしたカリーは、“ゲームチェンジャー”(変革者)とも呼ばれている。キャリア17年目の今季もここまで22試合に出場し、平均28.4点、4.2リバウンド、4.3アシスト、1.27スティールに3ポイント成功率39.0%(平均4.8本成功)と、一線級の活躍を見せている。
カリーはこれまで4度の優勝を経験してきた。これはレブロンと、ウォリアーズで“ビッグ3”を形成したドレイモンド・グリーン、クレイ・トンプソン(現ダラス・マーベリックス)と並んで現役最多タイ。ファイナルMVPこそ2022年の一度のみではあるものの、リーグの頂点に立った背景にはカリーの存在があり、紛れもなく彼がウォリアーズの顔だった。
ウォリアーズがカリー中心のシステムで一大王朝を築き、バスケットボール界全体へ多大な影響を及ぼしたのだから、ガーネットの意見もあながち的外れではない。
なお、25日のマブズ戦でカリーは23得点を奪ってチームの3連勝に貢献。この試合でNBA史上22人目のキャリア通算2万6000得点を突破し、2万6011得点まで伸ばした。歴代21位にいるガーネット(2万6071得点)超えまで61得点と迫っており、3試合を残す年内にも更新の可能性がありそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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