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国内バスケ

初のオールスターで歴代最多の31得点!“北海道のエース”富永啓生が上げ潮ムードで勝負の後半戦へ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2026.01.19

初のBリーグ・オールスターで9本の3ポイントを含む31得点を奪った富永。最も印象に残った選手に贈られるMIP賞を受賞した。(C)B.LEAGUE

初のBリーグ・オールスターで9本の3ポイントを含む31得点を奪った富永。最も印象に残った選手に贈られるMIP賞を受賞した。(C)B.LEAGUE

 1月16日~18日にかけて、3日間にわたって開催された『B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI』。

 最終日のオールスターゲーム本戦では開催地・長崎県出身の田中大貴(サンロッカーズ渋谷)がMVPに輝き大団円を迎えたが、前日のイベントを含め今大会を盛り上げた立役者の1人となったのが、初選出を果たした富永啓生(レバンガ北海道)だ。

 今季、Bリーグ初参戦のシーズンを送る24歳は、17日に行なわれた3ポイントコンテストで準優勝。19得点のタイスコアで進んだ延長ラウンドこそ、10秒間で成功ゼロの“珍事”で先輩シューターの金丸晃輔(佐賀バルーナーズ)に優勝を譲ったものの、大いに会場を沸かせた。

 さらに本領を発揮したのが、翌日のオールスターゲームだ。

 代名詞のディープスリーやステップバックスリーで前半に9得点をあげると、後半は持ち前の爆発力を披露。第3クォーターに6分間で13得点、勢いに乗った第4クォーターにも9得点を稼ぎ出し、計31得点(フィールドゴール11/24、3ポイント9/21)をマークした。

 オールスターでの31得点は、8回目の開催(2021年と22年は新型コロナウイルスの影響で開催中止)を迎えたBリーグの歴史でNo.1。

 これまでの最多は、2020年大会でライアン・ロシター(当時宇都宮ブレックス/現アルバルク東京)が記録した30得点。日本人選手に限定すれば、2019年大会でMVPに輝いた大塚裕土(当時富山グラウジーズ/現アルティーリ千葉)やベンドラメ礼生(SR渋谷)、24年大会で岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)が残した24得点が最多だったが、これを優に上回った。
 
 また3ポイント9本成功も、上記大会で大塚や岸本がマークした6本を大きく更新する大会新記録だ(今大会の田中もタイ記録の9本を成功)。

 バスケットボールのオールスターは基本的に(Bリーグに限らずNBAも)“ディフェンスレス”なのが通例だが、それでも年に一度の大舞台でこれだけのパフォーマンスを見せられる選手はそういない。

 富永は誰より試合を楽しみながら、「オールスターは笑いとかどよめきが絶対に必要で、普通の3ポイントシュートではちょっと面白くないかなと思って、振り向きざまに打ったり、ちょっと遠くから打ったりと自分なりに工夫しました」と、プロとして“魅せる”ことにもこだわっていた。

 祭りが終わり、Bリーグはここから勝負の後半戦に突入する。富永は現在、得点ランクでリーグ6位、日本人トップの平均18.8点をマーク。所属する北海道も23勝7敗で東地区3位と、初のチャンピオンシップ進出が現実味を帯びている。大舞台ほど真価を発揮する強心臓シューターから、ますます目が離せない。

構成●ダンクシュート編集部

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