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NBA

逸材フラッグが堂々の“聖地”デビュー!19歳にして大物感を漂わせる“NBAの未来”の3か月間を現地リポート<DUNKSHOOT>

杉浦大介

2026.01.22

フラッグは高校時代からプレー経験のある聖地MSGで、堂々のプレーを披露した。(C)Getty Images

フラッグは高校時代からプレー経験のある聖地MSGで、堂々のプレーを披露した。(C)Getty Images

 堂々たる“聖地デビュー”だった。

 ダラス・マーベリックスのスーパールーキー、クーパー・フラッグが現地1月19日、ニューヨークでのニックス戦でNBA選手として初めてマディソンスクエア・ガーデン(MSG)のコートに立った。

 昨年12月に19歳になったばかりのフォワードは、伸び伸びとしたプレーで18得点、7リバウンド、3アシストをマーク。個人スタッツに加え、114-97でニックス撃破に貢献した完成度の高いプレーぶりは印象的だった。

「最高だよ。素晴らしい雰囲気だし、ファンも本当に良い。とても特別な環境だね。楽しかったし、良い雰囲気の中で、良い試合ができたと思う」

 試合後の会見では事もなげにそう述べたが、驚いたのはその落ち着きぶりだ。“世界で最も有名なアリーナ”と称されるMSGではこれまで多くのスター選手が躍動してきた。コビー・ブライアント、レブロン・ジェームズなど、この場所でのプレーを特別視した大物は枚挙にいとまがない。

 ただ、高校、大学時代にもMSGで試合をした経験があるフラッグに必要以上の高揚は感じられず、良い意味で普段着のままに見えた。
 
「アリーナ全体から違う種類のエネルギーを感じたのは事実だけど、自分としては落ち着いていることを意識していた。これまでプレーしてきた接戦の試合、終盤の厳しい場面をたくさん乗り越えてきた経験を生かして、冷静さを保つようにしていた。チームとしてまとまり、ハードにプレーしようとしただけだよ」

 試合中から終了後のメディア対応まで含め、常にリラックスしていた姿に大物感を感じたのは筆者だけではなかったはずだ。

 デューク大からドラフト全体1位でNBAの門を叩いたフラッグは、ここまで前評判通りの力を見せつけている。

 デビューから最初の18試合でも平均15.9点(フィールドゴール成功率45.1%、3ポイント成功率26.1%、フリースロー成功率79.3%)、6.4リバウンド、3.1アシストと上質だったが、徐々にプロの水に慣れると、その後の21試合では平均21.9点(同成功率50.0%、32.8%、83.0%)、6.3リバウンド、5.2アシストとオールスター級の数字をマーク。

 11月29日のロサンゼルス・クリッパーズ戦では35得点、12月15日のユタ・ジャズ戦では42得点をあげ、レブロンが持っていた18歳での1試合最多得点記録を塗り替えてみせた。
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