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NBA

レブロンが現代NBAでフル出場する難しさを語る「1980年代や90年代と2020年代では全く違う」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2026.01.29

史上最長となる23シーズン目を送るレブロンが、NBAのプレースタイルの変化、そこから引き起こされるケガについて語った。(C)Getty Images

史上最長となる23シーズン目を送るレブロンが、NBAのプレースタイルの変化、そこから引き起こされるケガについて語った。(C)Getty Images

 現地時間1月27日、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズがホストを務めるポッドキャスト番組『Mind the Game』の最新エピソードが公開された。

 最新回ではインディアナ・ペイサーズのタイリース・ハリバートンが出演。アキレス腱断裂後のリハビリの状況や、2024年夏に共演したパリオリンピックのエピソードなどが語られた。

 そんななか、番組内でレブロンは時代ごとに移り変わるバスケットボールのプレースタイルについて言及。現代NBAのスタイルでレギュラーシーズン82試合にフル出場することの難しさをこう語っていた。

「1980年代や90年代に82試合をプレーするのと、2020年代に82試合をプレーするのとでは全く違うんだと、みんなにもファンにも理解してもらいたい。全く違うんだ。俺たちのプレースタイルやペース、スピードのレベルが、今では全く違うものになっている」

 レブロンがNBA入りしたのは2003年で、今季でリーグ歴代最長のキャリア23シーズン目。もちろん1990年代以前のNBAを経験したわけではないが、当時と現在ではゲームの環境が大きく異なっているという。
 
 レギュレーションの48分間(12分×4クォーター)におけるポゼッション数を指すペースだけを見れば、今季は1980年代中盤までのハイペースと90年代のスローペースの中間あたりに位置するのだが、3ポイント試投数の増加によってコート上での選手の動きは大きく変わった。

 今季の1チームあたりの平均3ポイント試投数は、27日時点で37.0本。1980年代の最多が6.6本で、90年代でも最多は16.8本(1996-97シーズン/リーグが3ポイントラインを短縮していたシーズン)だったことから、今と比較すると半数以下でしかない。

 ペイントエリアへ陣取り、激しい肉弾戦が展開されていた1980、90年代とは異なり、現代ではフロアのスペースを最大限に活用し、多くの選手たちが3ポイントラインまで広がるため、移動量に大きな差が生じる。

 2014-15シーズン、NBA各チームの平均移動距離は1試合あたり約16.83マイル(約27.1km)だった。それが2024-25シーズンには、18.35マイル(約29.5km)まで跳ね上がっている。

 今からほんの10年前、サンアントニオ・スパーズは1試合あたり17.68マイル(約28.5km)でリーグトップだったのが、今では同じ距離を走ってもリーグ最下位クラスになってしまうのだ。
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