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「コビーは全員を倒していた」高校時代のライバルが証言する“ブラックマンバ”の原点<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2026.03.18

トーマス(左)が高校時代のコビー(右)について語った。(C)Getty Images

トーマス(左)が高校時代のコビー(右)について語った。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズのレジェンド、コビー・ブライアントは、高校から直接NBA入りした数少ない選手の1人で、のちにスーパースターへと成長。20年間のキャリアをレイカーズに捧げ、超人的な勝負強さとスコアリング能力、強靭なメンタリティを武器に、チームを5度の優勝に導いた。

 そんなコビーの高校時代のライバルの1人が、NBAでも活躍したティム・トーマスだ。1990年代半ば、両者は全米ランキングの1位、2位を行き来するなど比較されていたが、実際に対戦する機会はほとんどなかった。

 今年3月上旬、『VladTV』のインタビューでトーマスが当時を振り返った。

「家は1時間半くらいの距離だったけど、直接対戦することはほとんどなかった。ランキングは日によって変わった。俺が1位でコビーが2位の日もあれば、その逆もあった」

 両者はAAUチーム(高校生が全国規模で競うためのクラブチーム)でも別々の道を歩んだ。コビーは地元フィラデルフィアに戻り、トーマスはマイケル・ジョーダンのように野球をプレーしていたという。

 彼らと同世代で元NBA選手のリチャード・ハミルトンは、2023年にコビーの異常なまでの競争心についてこう明かしている。

「コビーには“キルリスト”があった。ティム・トーマスはその1番だった。試合前日、コビーは寝ずに部屋を歩き回りながら、『明日あいつを倒す』と言っていたよ」
 
 トーマスによれば、メリーランド州で行なわれたトーナメント決勝で、2人のチームは一度だけ顔を合わせた。

「メリーランドでの大会で、俺たちのチームも決勝まで進んだ。俺はその1試合だけのために車で向かった。ジムに入った時、すでにコビーは15点くらい取っていた。着いたのが少し遅かったんだ。結局、試合は彼らが勝った。でもそれは俺を追い抜くとか、ランキング1位を奪うとか、そういう話じゃなかった」

 また、全米トップクラスの高校生を集めた『ABCDバスケットボールキャンプ』でも、トーマスはコビーの圧倒的なパフォーマンスを目の当たりにした。

「ABCDキャンプの最初の試合でダンクを決めた時に爪が剥がれて、残りの試合はプレーできなかった。だから観客席から見るしかなかった。その1週間、コビーは全員を倒していたよ」

 トーマスはその後、ビラノバ大で1年間プレーし、1997年のNBAドラフト1巡目7位でニュージャージー(現ブルックリン)・ネッツから指名を受けた。一方、コビーは96年のドラフトでシャーロット・ホーネッツから1巡目13位で指名され、レイカーズへトレードされた。
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