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NBA

ウェンバンヤマのMVPを巡る発言をグリーンが支持「発言しないと人は見てくれない」守備の名手としての憤りも<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2026.03.29

ウェンバンヤマ(右)の“MVP発言”について、グリーン(左)の見解は。(C)Getty Images

ウェンバンヤマ(右)の“MVP発言”について、グリーン(左)の見解は。(C)Getty Images

 サンアントニオ・スパーズの若き大黒柱、ヴィクター・ウェンバンヤマの勢いが止まらない。

『NBA.com』が毎週更新しているMVP候補ランキング。3月27日に公開された最新版では、22歳のビッグマンがついに首位に立った。

 前回のランキングでは、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)、ルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)に次ぐ3位につけていたが、満を持しての首位君臨だ。

 23日に行われたマイアミ・ヒート戦で、26得点、15リバウンド、5ブロックと、攻守にわたる絶大なインパクトで136-111の勝利に貢献後、ウェンビーは会見の席でMVPレースについて聞かれ、堂々と自分の思いを口にしたことが話題になった。

 会見の冒頭で、試合の最中、MVP について頭をよぎったかと聞かれたウェンバンヤマは、「少なくともラスト15分くらいは考えたよ」と即答。さらにこう続けた。

「この件についてはいろいろな意見が飛び交っている。そうあるべきだとも思う。とはいえ、自分がレースをリードすべきだとも思っているけどね。シーズンが終わる頃には、もう議論の余地がないくらいにしようと頑張っているところだ」
 
 その自信の裏にある根拠を3つ挙げてほしいと重ねて聞かれると、ウェンビーは次のように答えた。

「まずひとつ目は、ディフェンスはゲームの50%を占めているということ。そして現状のMVPレースでは、そのことについて過小評価されている。僕は自分が、このリーグで最もディフェンス面で影響力のある選手だと思っている。

 ふたつ目は、オクラホマシティとの対戦はほぼ自分たちが制したこと。相手の最強ロスターに対して3度自分たちが圧倒し、ローテーションプレーヤーが多かった試合を含めれば4回勝っている(5度の対戦でスパーズが4勝1敗)。

 そして3つ目は、僕のオフェンス面での影響力は、自分たちのチームに寄与している以上のインパクトがあるということだ」

 自分がこのリーグのMVPにふさわしいという思いを、理由とともにはっきりと表現したこの発言は、リーグ全体に波紋を呼んだ。

 25日に行なわれたブルックリン・ネッツ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦後の会見では、同じく名ディフェンダーであり、2016-17シーズンには最優秀守備選手賞に輝いたドレイモンド・グリーンに対し、ウェンビーの発言への感想を求める質問が投げられた。

 するとグリーンは約5分間にわたって、とうとうと演説を繰り広げた。しかしてその第一声は、「大嫌いだったし、同時にめちゃくちゃ気に入った」というものだった。
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