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NBA

「ウェンビーやニコラを軽視するわけではないが…」元ナゲッツ指揮官が今季のMVPにSGAを推挙「試合に影響を与える能力が素晴らしい」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2026.04.03

ナゲッツの前HCは、教え子のヨキッチ(右)ではなくSGA(左)を今季のMVPに挙げた。(C)Getty Images

ナゲッツの前HCは、教え子のヨキッチ(右)ではなくSGA(左)を今季のMVPに挙げた。(C)Getty Images

 NBAの2025-26シーズンのMVP候補は、今後数日以内に候補者が減ることになりそうだ。

 現地時間4月2日(日本時間3日)を終え、56勝21敗(勝率72.7%)でイースタン・カンファレンス首位を走るデトロイト・ピストンズは、大黒柱のケイド・カニングハムが左の肺気胸から順調に回復しているものの、1週間後に再検査を行なう予定と発表。

 また、2日のオクラホマシティ・サンダー戦で96-139の大敗を喫したロサンゼルス・レイカーズは、ルカ・ドンチッチが左ハムストリング負傷のため第3クォーター途中で退場。MRI検査の結果次第ではあるが、ケガの程度によってはレギュラーシーズンの残り試合全休になる可能性がある。

 このままカニングハムとドンチッチが“65試合出場”の条件をクリアできない場合、彼らは個人賞の受賞資格を失い、オールNBAチームなどのアウォードも対象外となる。

 そうなると、今季のMVPレースはシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA/サンダー)、ヴィクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)による三つ巴の争いになりそうだ。
 
 SGAはレイカーズ戦でゲームハイの28得点に7リバウンド、7アシストをマーク。ここまでリーグ2位の平均31.6点に4.4リバウンド、6.5アシスト、1.40スティールと申し分ないスタッツを残しており、チームは61勝16敗(勝率79.2%)でリーグ首位に君臨している。

 59勝18敗(勝率76.6%)でウエスタン・カンファレンスならびにリーグ2位につけるスパーズのウェンバンヤマは、平均24.7点、11.5リバウンド、3.0アシストにNBA最多の3.07ブロックを記録中。3年目でMVPとなれば、2010-11シーズンのデリック・ローズ(元シカゴ・ブルズほか)に次いで、史上2人目の22歳で受賞した選手になる。

 一方、ヨキッチ率いるナゲッツは、現在ウエスト4位の49勝28敗(勝率63.6%)。セルビア出身のビッグマンは平均27.7点に13.0リバウンド、10.8アシストと2シーズン連続の“平均トリプルダブル”を確定させており、さらにリバウンドとアシストはリーグ1位と驚異的な数字を残している。

 そんななか、昨季終盤までナゲッツで指揮を執り、現在は『ESPN』でアナリストを務めるマイケル・マローンがMVPレースを分析。1日に放送された番組『NBA Countdown』で、教え子のヨキッチではなくSGAをMVPに挙げた。

「彼はNBAで最高のクラッチプレーヤーだと証明してきた。試合終了間際の30秒以内で、同点または逆転となるフィールドゴール(FG)を5回試み、すべて成功させているんだ。それに、彼はガードとして史上初めて平均30点以上でFG成功率55%を達成する可能性がある」
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