NBAプレーオフ・ウエスタンカンファレンス1回戦、デンバー・ナゲッツ(第3シード)は敵地ミネソタ・ティンバーウルブズ(第6シード)との第4戦に96-112で敗北。1勝3敗とシリーズ敗退の危機に瀕している。
第1戦を116-105で制したナゲッツだったが、その後は3連敗。特に得点面で苦戦しており、レギュラーシーズン平均得点NBAリーグ最多の122.1点を記録しながら、直近2戦では96点に留まっている。敗戦した3試合ではフィールドゴール成功率が30%台、3ポイント成功率が20%台にまで落ち込んでいる。
その大きな原因の一つが、シーズンMVPを3度受賞しており、現役最高のオフェンシブ・プレイヤーとの呼び声高い二コラ・ヨキッチの不調だ。4度の最優秀守備選手賞、ルディ・ゴベアの前に苦戦を強いられており、第2戦でフィールドゴール8/20(40%)、3ポイント1/7(14.3%)の24得点、第3戦ではフィールドゴール7/26(26.9%)、3ポイント2/10(20%)で27得点、そして今回8/22(36.4%)、3ポイント0/3(0%)で24得点と苦しんでいる。
そんな中、話題となったのが第4戦の試合終了直前の一幕だ。勝負が決定的となり、コート上の選手がプレーを止めた残り数秒の場面、ボールを受け取ったジェイデン・マクダニエルズ(ティンバーウルブズ)がゴールへドリブルで向かい、レイアップシュートを決めた。
NBAでは、勝負が決して選手らがプレーを止めた場面でのシュートは敗者への敬意に欠く行為として避けるというのが“不文律”とされている。これを見たヨキッチはマクダニエルズのもとへ走り胸を押して抗議。両チーム入り乱れる事態へと発展した。
このヨキッチの行動にファンからは「あれは、喧嘩売られてたけど、買ったらダメだよ」「完全にヨキッチの負け惜しみにしか見えなかった」「相当フラストレーションためてるんやろうなぁ」と否定的な意見が集まった。
一方で、「マクダニのこのプレーは無礼すぎる。ヨキッチ怒って当然」「めちゃかっこいいと思ってる。ヨキッチの中のこの線越えたらちょっと黙ってられないよってとこ」「各北米スポーツからunwritten rule(暗黙の了解)が次々形骸化していく中で、それを守ろうとするヨキッチこそ星条旗が最も似合う漢と言える」と理解を示す声も上がった。
結果的にヨキッチは、仲裁に入ったジュリアス・ランドル(ティンバーウルブズ)とともに退場処分を受けた。米スポーツ専門局『ESPN』のアンソニー・スレイター記者によると、ヨキッチは試合後に「後悔していない」とコメント。「なぜなら、彼はみんながプレーを止めた後に得点したからだ」と暗黙の了解に反するマクダニエルズの行為への意思表示だったと示唆した。
これでナゲッツはシリーズ突破のために3連勝が必要な状況になった。『ESPN』によると、7戦4勝制シリーズで1勝3敗と追い込まれたチームは過去13勝285敗(勝率4%)。ただ、2023年のチャンピオンに有利なデータも出しており、ナゲッツは逆転でのシリーズ突破が起きた直近2例(2020年1回戦の対ユタ・ジャズ、同年カンファレンス準決勝の対ロサンゼルス・クリッパーズ)を達成したチームだと指摘。その年の中核メンバーであるヨキッチ、ジャマール・マレーは現在もナゲッツの中心選手だ。
屈辱的な幕切れとなった第4戦の悔しさを跳ねのけて、ヨキッチらは再び奇跡を起こせるだろうか。第5戦は日本時間28日午前11時30分から、ナゲッツの本拠地ボール・アリーナで行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ヨキッチvsマクダニエルズの乱闘寸前の一幕をベンチ視点で
第1戦を116-105で制したナゲッツだったが、その後は3連敗。特に得点面で苦戦しており、レギュラーシーズン平均得点NBAリーグ最多の122.1点を記録しながら、直近2戦では96点に留まっている。敗戦した3試合ではフィールドゴール成功率が30%台、3ポイント成功率が20%台にまで落ち込んでいる。
その大きな原因の一つが、シーズンMVPを3度受賞しており、現役最高のオフェンシブ・プレイヤーとの呼び声高い二コラ・ヨキッチの不調だ。4度の最優秀守備選手賞、ルディ・ゴベアの前に苦戦を強いられており、第2戦でフィールドゴール8/20(40%)、3ポイント1/7(14.3%)の24得点、第3戦ではフィールドゴール7/26(26.9%)、3ポイント2/10(20%)で27得点、そして今回8/22(36.4%)、3ポイント0/3(0%)で24得点と苦しんでいる。
そんな中、話題となったのが第4戦の試合終了直前の一幕だ。勝負が決定的となり、コート上の選手がプレーを止めた残り数秒の場面、ボールを受け取ったジェイデン・マクダニエルズ(ティンバーウルブズ)がゴールへドリブルで向かい、レイアップシュートを決めた。
NBAでは、勝負が決して選手らがプレーを止めた場面でのシュートは敗者への敬意に欠く行為として避けるというのが“不文律”とされている。これを見たヨキッチはマクダニエルズのもとへ走り胸を押して抗議。両チーム入り乱れる事態へと発展した。
このヨキッチの行動にファンからは「あれは、喧嘩売られてたけど、買ったらダメだよ」「完全にヨキッチの負け惜しみにしか見えなかった」「相当フラストレーションためてるんやろうなぁ」と否定的な意見が集まった。
一方で、「マクダニのこのプレーは無礼すぎる。ヨキッチ怒って当然」「めちゃかっこいいと思ってる。ヨキッチの中のこの線越えたらちょっと黙ってられないよってとこ」「各北米スポーツからunwritten rule(暗黙の了解)が次々形骸化していく中で、それを守ろうとするヨキッチこそ星条旗が最も似合う漢と言える」と理解を示す声も上がった。
結果的にヨキッチは、仲裁に入ったジュリアス・ランドル(ティンバーウルブズ)とともに退場処分を受けた。米スポーツ専門局『ESPN』のアンソニー・スレイター記者によると、ヨキッチは試合後に「後悔していない」とコメント。「なぜなら、彼はみんながプレーを止めた後に得点したからだ」と暗黙の了解に反するマクダニエルズの行為への意思表示だったと示唆した。
これでナゲッツはシリーズ突破のために3連勝が必要な状況になった。『ESPN』によると、7戦4勝制シリーズで1勝3敗と追い込まれたチームは過去13勝285敗(勝率4%)。ただ、2023年のチャンピオンに有利なデータも出しており、ナゲッツは逆転でのシリーズ突破が起きた直近2例(2020年1回戦の対ユタ・ジャズ、同年カンファレンス準決勝の対ロサンゼルス・クリッパーズ)を達成したチームだと指摘。その年の中核メンバーであるヨキッチ、ジャマール・マレーは現在もナゲッツの中心選手だ。
屈辱的な幕切れとなった第4戦の悔しさを跳ねのけて、ヨキッチらは再び奇跡を起こせるだろうか。第5戦は日本時間28日午前11時30分から、ナゲッツの本拠地ボール・アリーナで行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ヨキッチvsマクダニエルズの乱闘寸前の一幕をベンチ視点で




