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NBA

「あやうく死ぬところだった」ボッシュが血栓症の再発を告白。同病を患ったウェンバンヤマにも警鐘「一生付き合う病気なんだ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2026.08.05

血栓症が再発していたことを明かしたボッシュ。過去に同じ病気を発症したウェンバンヤマに警鐘を鳴らした。(C)Getty Images

血栓症が再発していたことを明かしたボッシュ。過去に同じ病気を発症したウェンバンヤマに警鐘を鳴らした。(C)Getty Images

 現地時間8月3日(日本時間4日)、NBAレジェンドのクリス・ボッシュのインタビュー記事が、米メディア『Hoops Hype』へ公開された。

 2003年のドラフト1巡目4位でトロント・ラプターズから指名された211cm・107kgのビッグマンは、キャリア3年目から平均得点を20点台に乗せてオールスターの常連へ成長。切れ味鋭いドライブや左腕から放たれる高精度なジャンパーなどで得点を積み上げた。

 2010-11シーズンからマイアミ・ヒートへ移籍し、ドラフト同期のレブロン・ジェームズ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、ドゥエイン・ウェイドと“スリーキングス”を結成。ラプターズ時代の1番手から3番手へ役割が変わるなか、献身的なプレーで2012、13年の2連覇へ貢献した。

 NBAキャリア13年で、レギュラーシーズン通算893試合に出場し、平均19.2点、8.5リバウンド、2.0アシスト、1.04ブロックをマーク。背番号1はヒートの永久欠番で、2021年にはバスケットボール殿堂入りも果たした。
 
 ただ、ボッシュが最後にNBAのコートへ立ったのは2016年2月のこと。当時まだ31歳だったが、2015年2月に脚にできた血栓が肺へ移動したため、数日間の入院を強いられる。

 退院後、2015-16シーズンは53試合に出場するも、2度目の血栓症が発覚。その後ハードなトレーニングを積んで復帰を目指したが、コートへ戻ることができずに現役引退を余儀なくされた。

 現在42歳のボッシュは、自身が10年前に経験したことを引き合いに出し、一昨季に右肩の深部静脈血栓症と診断されたヴィクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)へ警鐘を鳴らしていた。

「薬をきちんと服用すること。もう一度起きてしまったら、それでおしまいになりかねない。私は2度目の発症があり、それによってプレーを続けられなくなったんだ」

 ウェンバンヤマは、血栓症のため一昨季のシーズン後半を全休。通常、血液をサラサラにする薬で治療されるとはいえ、その服用中はバスケットボールのようなコンタクトスポーツの活動が認められないことが一般的だ。その後、2025年7月にバスケットボールへ復帰できる許可が下りて、見事復活を遂げている。
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