NBAは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月11日から2019-20シーズン中断。一時は中止も噂されたが、リーグやオーナー、選手会との話し合いの末、7月30日からフロリダ州オーランドでシーズンを再開することが決まった。
シーズン第二幕に挑むのは今季のプレーオフ行きを決めたチーム、もしくはプレーオフ出場の可能性のある22チーム(イースタン・カンファレンス:9チーム、ウエスタン・カンファレンス:13チーム)。八村塁の所属するワシントン・ウィザーズは、24勝40敗(勝率37.5%)でイースト9位。参加チームでは最も勝率が低いが、NBAの規定(8位のチームと6ゲーム差以内)によって第二幕への出場が決まった。
しかしチームは6月にシューターのダービス・ベルターンスが不参加を表明。さらに本日、エースのブラッドリー・ビールが肩のケガで第二幕を欠場することが発表された。
7月1日にウィザーズはベルターンスの代役としてガードのジェリアン・グラントと契約したものの、今季いずれもチームトップとなる平均30.5点、6.1アシストを残したビール、チーム2位の平均15.4点に加えて3ポイント42.4%(200/472)をマークしたベルターンスが不在となったことで、大幅な戦力ダウンは避けられない。
そこで大黒柱として活躍が期待されるのはルーキーの八村だ。ここまでチーム3位の平均13.4点を記録する日本の至宝は、中断期間に取り組んだワークアウト、特に3ポイントについてこのように語っている。
「3ポイントにはこれまでよりも自信が持てるようになったと感じています。ずっとワークアウトで取り組んできました。コーチたちにはすごく感謝しています。自信がつきましたし、うまくなっていると感じています」
シーズン再開後、ウィザーズは八村に加えてトーマス・ブライアント、シャバズ・ネイピアーを中心にオフェンスを組み立てていくことになるだろう。特に八村とネイピアーには、平均20点級の数字を残し、ウィザーズを牽引していくことが求められる。
ベストメンバーで臨むことができなくなったことは残念だが、ウィザーズにとっての勝負は司令塔のジョン・ウォールが復帰する来シーズン。そのため、若手中心のロースターで第二幕を戦い抜き、貴重な経験を積ませることは、将来に向けてプラスに転じることとなるに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】攻守でアグレッシブに躍動!初年度から抜群の存在感を放つ"即戦力ルーキー"八村塁の厳選ショット!
シーズン第二幕に挑むのは今季のプレーオフ行きを決めたチーム、もしくはプレーオフ出場の可能性のある22チーム(イースタン・カンファレンス:9チーム、ウエスタン・カンファレンス:13チーム)。八村塁の所属するワシントン・ウィザーズは、24勝40敗(勝率37.5%)でイースト9位。参加チームでは最も勝率が低いが、NBAの規定(8位のチームと6ゲーム差以内)によって第二幕への出場が決まった。
しかしチームは6月にシューターのダービス・ベルターンスが不参加を表明。さらに本日、エースのブラッドリー・ビールが肩のケガで第二幕を欠場することが発表された。
7月1日にウィザーズはベルターンスの代役としてガードのジェリアン・グラントと契約したものの、今季いずれもチームトップとなる平均30.5点、6.1アシストを残したビール、チーム2位の平均15.4点に加えて3ポイント42.4%(200/472)をマークしたベルターンスが不在となったことで、大幅な戦力ダウンは避けられない。
そこで大黒柱として活躍が期待されるのはルーキーの八村だ。ここまでチーム3位の平均13.4点を記録する日本の至宝は、中断期間に取り組んだワークアウト、特に3ポイントについてこのように語っている。
「3ポイントにはこれまでよりも自信が持てるようになったと感じています。ずっとワークアウトで取り組んできました。コーチたちにはすごく感謝しています。自信がつきましたし、うまくなっていると感じています」
シーズン再開後、ウィザーズは八村に加えてトーマス・ブライアント、シャバズ・ネイピアーを中心にオフェンスを組み立てていくことになるだろう。特に八村とネイピアーには、平均20点級の数字を残し、ウィザーズを牽引していくことが求められる。
ベストメンバーで臨むことができなくなったことは残念だが、ウィザーズにとっての勝負は司令塔のジョン・ウォールが復帰する来シーズン。そのため、若手中心のロースターで第二幕を戦い抜き、貴重な経験を積ませることは、将来に向けてプラスに転じることとなるに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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