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NBA

圧巻の59得点に八村塁も驚きを隠せず「知らないうちに点を取る選手」とハーデンを絶賛

ダンクシュート編集部

2019.10.31

得意のステップバックスリーなどで59得点を決めたハーデンのパフォーマンスには、八村も衝撃を受けたようだ。(C)Getty Images

得意のステップバックスリーなどで59得点を決めたハーデンのパフォーマンスには、八村も衝撃を受けたようだ。(C)Getty Images

 本拠地にヒューストン・ロケッツを迎え撃ったホーム開幕戦で、ワシントン・ウィザーズの八村塁がスタメン出場を果たした。八村はキャリアハイとなる23得点をマークし、初の3ポイントも沈めたが、チームは158対159という僅差で星を落とした。

 試合後のインタビューで「悔しい負け方だった」と切り出した八村は、「良い試合だったが、僕のオフェンスやリバウンドやディフェンスのところでも、もうちょっとできることがあったんじゃないかと思うので、悔しい結果になりました」と反省の弁。158対159という延長戦を含まない試合ではNBA史上3番目のハイスコアゲームに「こんなゲームはしたことがないので、こんな展開になるんだなと思いました」と驚きを隠さなかった。

 とりわけ、衝撃を受けたのが、59得点をマークしたジェームズ・ハーデンのパフォーマンスだったようだ。

「後半スコアを見た時にハーデンが50点くらい取っていた。知らないうちにすごく点を取っている、そういう選手なんだなと感じました」
 
 一方で、ロケッツは「他にもシューターはいっぱいいるので、そういうところでディフェンスが難しかった」という。

 23得点というスコアからも分かるように、八村は攻撃面での手応えを得ている。「3ポイントには自信があるので、それまでは落としていましたが、僕は絶対に入ると分かっていたので、気持ちよい感じでいつも通りに打ちました」というロングレンジのシュートも、この試合では全3本をヒットさせた。

 こうしたハイパフォーマンスをチームの勝利に結びつけるには、やはりディフェンス面のブラッシュアップが不可欠だろう。

「オフェンスは気持ちよくできましたが、ディフェンスで甘い部分があったので、そこはチームとしても僕としてもしっかり直していかなければならないと思いました」

 そう語る八村の次戦は、11月3日のミネソタ・ティンバーウルブス戦。課題の守備を改善し、チームを勝利に導けるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部
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