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来秋に日本で試合開催か? ウォリアーズが楽天とのパートナーシップ契約を延長<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.11.14

楽天とのパートナーシップ契約を延長したウォリアーズ。これで来秋にカリーらが来日する可能性が上がった。(C)Getty Images

 11月12日(現地時間)、ゴールデンステイト・ウォリアーズと楽天株式会社(以降、楽天)がパートナーシップ契約を延長したと『PR Newswire』が報じた。

 契約期間こそ公表されていないものの、2017年9月にパートナーシップ契約を結んだ両者の関係は少なくとも来季も継続され、ウォリアーズのユニフォームの左胸には引き続き『Rakuten』ロゴが入る。

 ウォリアーズのCRO(Chief Revenue Officer/最高収益責任者)を務めるブランドン・シュナイダー氏は「2017年に、我々は楽天との間に素晴らしいパートナーシップを確立しました。そこで互いを尊重し合い、価値観ならびに革新を続けていきたいという要望を提携するという基盤のうえで、コラボレーションしてきました」とリリースでコメントした。

 ウォリアーズはステフィン・カリーやドレイモンド・グリーン、今季ケガから3シーズンぶりの復帰が期待されているクレイ・トンプソンといったスター選手を擁し、先月『Forbes』が発表したNBAチームの資産価値ランキングでは2位の約56億ドルを記録した超人気チームだ。

 今季はここまでリーグトップの11勝1敗(勝率91.7%)と好成績を残し、開幕から唯一、全試合で100得点以上を叩き出すなど好調を堅持している。3シーズンぶりのプレーオフ返り咲きどころか、チャンピオンシップ獲得を狙えるチームへ飛躍を遂げたと言っても過言ではない。
 
 今年10月上旬、『Substack』のマーク・スタイン記者はウォリアーズが来季のプレシーズンゲーム期間に日本で試合開催を暫定的ながら計画していると報じており、その可能性も上がったと見ていいだろう。

 そしてウォリアーズには、来日した経験を持つ選手も多い。カリーはトップエンドーサーであるアンダーアーマーのツアーも含めて計3度来日したことがあり、グリーンも2018年9月に来日。2019年8月には日本で行なわれた『第11回バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・キャンプ・アジア2019(BWBアジア)』に先発センターのケボン・ルーニーがコーチとして参加、さらには2015年の優勝後にもファイナルMVPとなったアンドレ・イグダーラが来日したことがある。

 そして今夏の東京オリンピックでは、アメリカ代表のアシスタントコーチとしてスティーブ・カー・ヘッドコーチ、グリーンが選手として出場。金メダルを獲得したことは記憶に新しい。

 現時点でウォリアーズが来年の秋に来日し、ジャパンゲームズが開催されるかどうかはもちろん未定。それでも、今回のウォリアーズと楽天によるパートナーシップ契約延長は、実現すると期待していいと思えるものではないだろうか。

文●秋山裕之(フリーライター)

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