ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは2019、20年に史上12人目となる2年連続シーズンMVPに輝くなど、現代屈指のオールラウンダーとして名を馳せていたが、昨季念願のリーグ優勝を果たしたことで、その評価は一層上がった。元NBA選手のケンドリック・パーキンスは将来的に「支配力歴代No.1」になると見解を述べている。
昨季優勝、ファイナルMVP、オールスターMVP、オールNBA1stチーム、オールディフェンシブ1stチームと充実の時を過ごしたアデトクンボは、9年目の今季も平均26.9得点(リーグ3位)、11.9リバウンド(同4位タイ)、6.0アシスト、1.18スティール、1.88ブロック(同6位)の成績を残している。
現地時間11月17日(日本時間18日)のロサンゼルス・レイカーズ戦では47得点と相手を圧倒したが、『ESPN』のアナリストを務める元NBA選手のパーキンスは同局の番組「First Take」でアデトクンボのポテンシャルについて、高く評価する。
「ヤニスはすでに今のNBAで最も支配的な選手だ。ペイントを制圧していて、彼を止めることはできない。シャキール・オニール(シャック)が史上最も支配的な選手だと思うが、ヤニスは(12月に)27歳になろうとしているばかり。健康で、全盛期をキープし続ければ、その座を取って代わるだろう」
パーキンスは、“怪物センター”として鳴らし、殿堂入りも果たしているシャックを引き合いに出して、アデトクンボのゴール下での圧倒的なプレーを称えた。
今季、アデトクンボは制限区域内で1試合平均6.1本のフィールドゴールを成功させ、これはアンソニー・デイビス(レイカーズ)、モントレズ・ハレル(ワシントン・ウィザーズ)を抑えてリーグ1位。159本のフィールドゴール成功のうち、104本が制限区域内で、レイアップ65本、ダンク36本、フィンガーロール24本、アリウープとティップショットが各5本とゴールに近い位置で得点を量産している。
『ESPN』の名物コメンテーターであるスティーブン・A・スミス氏から「正気か?」と問われたパーキンスは、自らの意見を曲げず、近い将来にアデトクンボが“歴代No.1”に立つと改めて主張した。
「彼はすでにリーグで成功し、進化し続けている。アンソニー・デイビスさえも退けた。キャリアを終える時には史上最も支配的な選手になっているはずだ」
ヤニスは3ポイントをはじめ、ロングジャンパーの精度に課題はあるが、その分、ゴールへのアタックに関しては迫力、精度、バリーエションともに磨きがかかっており、“シャック超え”の日もそう遠くはないかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】並外れた身体能力とド迫力のダンクでスター街道を驀進!“グリーク・フリーク”ヤニス・アデトクンボの厳選ショット集!
昨季優勝、ファイナルMVP、オールスターMVP、オールNBA1stチーム、オールディフェンシブ1stチームと充実の時を過ごしたアデトクンボは、9年目の今季も平均26.9得点(リーグ3位)、11.9リバウンド(同4位タイ)、6.0アシスト、1.18スティール、1.88ブロック(同6位)の成績を残している。
現地時間11月17日(日本時間18日)のロサンゼルス・レイカーズ戦では47得点と相手を圧倒したが、『ESPN』のアナリストを務める元NBA選手のパーキンスは同局の番組「First Take」でアデトクンボのポテンシャルについて、高く評価する。
「ヤニスはすでに今のNBAで最も支配的な選手だ。ペイントを制圧していて、彼を止めることはできない。シャキール・オニール(シャック)が史上最も支配的な選手だと思うが、ヤニスは(12月に)27歳になろうとしているばかり。健康で、全盛期をキープし続ければ、その座を取って代わるだろう」
パーキンスは、“怪物センター”として鳴らし、殿堂入りも果たしているシャックを引き合いに出して、アデトクンボのゴール下での圧倒的なプレーを称えた。
今季、アデトクンボは制限区域内で1試合平均6.1本のフィールドゴールを成功させ、これはアンソニー・デイビス(レイカーズ)、モントレズ・ハレル(ワシントン・ウィザーズ)を抑えてリーグ1位。159本のフィールドゴール成功のうち、104本が制限区域内で、レイアップ65本、ダンク36本、フィンガーロール24本、アリウープとティップショットが各5本とゴールに近い位置で得点を量産している。
『ESPN』の名物コメンテーターであるスティーブン・A・スミス氏から「正気か?」と問われたパーキンスは、自らの意見を曲げず、近い将来にアデトクンボが“歴代No.1”に立つと改めて主張した。
「彼はすでにリーグで成功し、進化し続けている。アンソニー・デイビスさえも退けた。キャリアを終える時には史上最も支配的な選手になっているはずだ」
ヤニスは3ポイントをはじめ、ロングジャンパーの精度に課題はあるが、その分、ゴールへのアタックに関しては迫力、精度、バリーエションともに磨きがかかっており、“シャック超え”の日もそう遠くはないかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】並外れた身体能力とド迫力のダンクでスター街道を驀進!“グリーク・フリーク”ヤニス・アデトクンボの厳選ショット集!