現地時間２月14日（日本時間15日、日付は以下同）、ＮＢＡがシーズン第17週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからシカゴ・ブルズのデマー・デローザン、ウエスタン・カンファレンスからダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが選出された。

　２月７日から13日の期間中、４試合に出場したデローザンは平均36.8点、5.5リバウンド、4.8アシストをマーク。チームを３勝１敗に導き、今季リーグ最多となる３回目（通算14回目）の週間ＭＶＰに輝いた。

　ブルズ加入後、好調が続く32歳のスコアラーは、４試合を通じてフィールドゴール成功率59.8％（45／92）を記録。９日のシャーロット・ホーネッツ戦では19本中13本（うち３ポイント４本中３本成功）のシュートを沈めて36得点を奪うなど、前週から続く「30得点超え＋ＦＧ成功率50％」の連続記録を６に伸ばしている。

　現在４連勝中のブルズは、37勝21敗でイースタン・カンファレンス２位。トップのマイアミ・ヒートとは0.5ゲーム差と激しい首位争いを演じている。
  　一方、マブズの２勝１敗に貢献したドンチッチは、３試合で平均43.0点、10.3リバウンド、8.3アシストをマーク。こちらは今季初、通算５回目の受賞となった。

　22歳の若きスターは２月８日のデトロイト・ピストンズ戦で33得点、11アシストをあげて30点差の勝利に導くと、続くロサンゼルス・クリッパーズとの２連戦で爆発する。10日の１戦目にキャリアハイの51得点（ＦＧ17／26、３Ｐ７／14、ＦＴ10／14）を叩き出すと、２戦目も45得点（ＦＧ15／33、３Ｐ６／13、ＦＴ９／13）、15リバウンドと躍動。圧巻のスコアリングショーを披露した。

　ホーム６連戦を４勝２敗で終えたマブズは現在33勝24敗でウエスタン・カンファレンス５位。15日は敵地で東の首位ヒートと激突する。

構成●ダンクシュート編集部