去る2月20日(現地時間)にオールスターゲームが行なわれたNBAは、約1週間の小休止を経て、シーズン後半戦に突入する。
特に上位を目指すチームにとって、ここからはポストシーズンも見据えた勝負の時期となる。今回は過去30年(1992~2021年)のシーズン別に、“前半戦の終盤”と“後半戦の幕開け”にあたる2月の成績を集計した。まずは最も気になる「得点」部門のトップ10をお届けしよう。
■シーズン別2月の得点ランキング【1992~2021年】 ※選手名横のカッコ内は、当時所属・該当年
1位:コビー・ブライアント(レイカーズ・2003年)/569点(14試合)
2位:アレン・アイバーソン(76ers・2001年)/509点(14試合)
3位:ブラッドリー・ビール(ウィザーズ・2021年)/474点(15試合)
4位:ヤニス・アデトクンボ(バックス・2021年)/461点(15試合)
5位:ステフィン・カリー(ウォリアーズ・2021年)/450点(14試合)
6位:ケビン・デュラント(サンダー・2012年)/436点(15試合)
7位:ザック・ラビーン(ブルズ・2021年)/432点(14試合)
8位:マイケル・ジョーダン(ブルズ・1996年)/431点(14試合)
9位:レブロン・ジェームズ(キャバリアーズ・2008年)/423点(14試合)
10位:デビン・ブッカー(サンズ・2021年)/419点(15試合)
トップに立ったのは2000年代のNBAを代表するスコアラー、コビー・ブライアントだ。2000~02年にリーグ3連覇を達成したレイカーズは、絶対的支柱としてシャキール・オニールが君臨していたが、次第にコビーが台頭。入団7年目の2002-03シーズンには、序盤戦からハイスコアゲームを連発し、2月に入るとさらに勢いが加速した。
6日のニックス戦で46得点を叩き出して前半戦を終えると、9日のオールスター以降も爆発は続き、2度の50点オーバーを含む9試合連続の40点超えを記録。2月は14試合中10試合で40点超え、平均40.6点、FG成功率47.2%、3ポイント成功率42.9%という驚異のパフォーマンスでチームを11勝3敗に導いた。
このシーズンは4連覇こそ逃したものの、自身としてはプロ入り7年目で初めて平均30点の大台を超え、チーム内でもシャックを上回る存在となった。
2位は1996年ドラフトの同期で、ライバルでもあったアイバーソン。シーズンMVP&2度目の得点王に輝いた01年に最も躍動したのが、平均36.4点を記録した2月だった。
3~5位、さらに7位と10位にはいずれも昨季の選手が並ぶ。昨季はシーズンの開幕が12月と遅くオールスターは3月に行なわれたため、正確に言えば2月は前半戦だが、5人も名を連ねた結果はリーグ全体の平均得点が90~00年代と比べて10点以上も上がっていることが影響しているだろう。
ちなみに、この上位10人の中では2位のアイバーソン、5位のカリー、6位のデュラント、8位のジョーダン、9位のレブロンが当該シーズンの得点王に輝いてる。今季はここまでブルズのデマー・デローザンが358点(10試合)で2月のトップ。明日から始まる後半戦でも好調を維持できるのか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
特に上位を目指すチームにとって、ここからはポストシーズンも見据えた勝負の時期となる。今回は過去30年(1992~2021年)のシーズン別に、“前半戦の終盤”と“後半戦の幕開け”にあたる2月の成績を集計した。まずは最も気になる「得点」部門のトップ10をお届けしよう。
■シーズン別2月の得点ランキング【1992~2021年】 ※選手名横のカッコ内は、当時所属・該当年
1位:コビー・ブライアント(レイカーズ・2003年)/569点(14試合)
2位:アレン・アイバーソン(76ers・2001年)/509点(14試合)
3位:ブラッドリー・ビール(ウィザーズ・2021年)/474点(15試合)
4位:ヤニス・アデトクンボ(バックス・2021年)/461点(15試合)
5位:ステフィン・カリー(ウォリアーズ・2021年)/450点(14試合)
6位:ケビン・デュラント(サンダー・2012年)/436点(15試合)
7位:ザック・ラビーン(ブルズ・2021年)/432点(14試合)
8位:マイケル・ジョーダン(ブルズ・1996年)/431点(14試合)
9位:レブロン・ジェームズ(キャバリアーズ・2008年)/423点(14試合)
10位:デビン・ブッカー(サンズ・2021年)/419点(15試合)
トップに立ったのは2000年代のNBAを代表するスコアラー、コビー・ブライアントだ。2000~02年にリーグ3連覇を達成したレイカーズは、絶対的支柱としてシャキール・オニールが君臨していたが、次第にコビーが台頭。入団7年目の2002-03シーズンには、序盤戦からハイスコアゲームを連発し、2月に入るとさらに勢いが加速した。
6日のニックス戦で46得点を叩き出して前半戦を終えると、9日のオールスター以降も爆発は続き、2度の50点オーバーを含む9試合連続の40点超えを記録。2月は14試合中10試合で40点超え、平均40.6点、FG成功率47.2%、3ポイント成功率42.9%という驚異のパフォーマンスでチームを11勝3敗に導いた。
このシーズンは4連覇こそ逃したものの、自身としてはプロ入り7年目で初めて平均30点の大台を超え、チーム内でもシャックを上回る存在となった。
2位は1996年ドラフトの同期で、ライバルでもあったアイバーソン。シーズンMVP&2度目の得点王に輝いた01年に最も躍動したのが、平均36.4点を記録した2月だった。
3~5位、さらに7位と10位にはいずれも昨季の選手が並ぶ。昨季はシーズンの開幕が12月と遅くオールスターは3月に行なわれたため、正確に言えば2月は前半戦だが、5人も名を連ねた結果はリーグ全体の平均得点が90~00年代と比べて10点以上も上がっていることが影響しているだろう。
ちなみに、この上位10人の中では2位のアイバーソン、5位のカリー、6位のデュラント、8位のジョーダン、9位のレブロンが当該シーズンの得点王に輝いてる。今季はここまでブルズのデマー・デローザンが358点(10試合)で2月のトップ。明日から始まる後半戦でも好調を維持できるのか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
関連記事
- 八村塁の先発昇格はあるか?現地メディアがウィザーズのシーズン後半における“5つの疑問点”をピックアップ<DUNKSHOOT>
- 1990~2000年代のNBAでアデトクンボは通用しない?マッグレディが持論を展開「当時だったら苦しんでいたと思う」<DUNKSHOOT>
- 2月に入って平均36.3点と爆発中のドンチッチ。好調の要因は”食生活”「鶏肉と米、野菜が一番かな」<DUNKSHOOT>
- 「少年時代の俺を導いてくれた」ジョーダンとの対面にレブロンも興奮!“偉大な100人”にも「選ばれたら最高」<DUNK SHOOT>
- 「最後の年は息子とプレーする」37歳レブロンがNBA引退前の計画を明かす「必要なことは何でもするよ」<DUNKSHOOT>