現地時間3月21日、ワシントン・ウィザーズはウエスタン・カンファレンス最下位のヒューストン・ロケッツと敵地で対戦。
ウィザーズは試合序盤から主導権を握り、第2クォーターには最大23点(54-31)のリードを奪ったが、そこからロケッツの反撃を受け、後半で相手ビッグマンのクリスチャン・ウッドに3ポイント7本を含む30得点を献上。さらにオフェンスも24分間で34点、フィールドゴール23.1%(9/39)、3ポイント11.1%(2/18)と不振に陥り、97-115で逆転負けを喫した。
試合後、ウィザーズのウェス・アンセルドJr.HC(ヘッドコーチ)は「第2クォーターの終盤からオフェンスが雑になった。1クォーターにしっかりやっていたことをやれなくなり、試合の流れが変わった。後半開始から2-11のランを許し我々の勢いは消え、そこから相手にゲームを支配された」と振り返った。
この日、チーム最多の22得点、13リバウンド、5ブロックをマークしたクリスタプス・ポルジンギスも「ウッドは凄かった。後半にスリーを何度も決められた。後半、自分たちのオフェンスは前半のように噛み合わなかった。痛い負けだ」と悔やんだ。
続いて指揮官はケガのカイル・クーズマに代わり、2試合連続で先発に抜擢した八村塁にも言及。16得点、8リバウンド(前半で14得点、5リバウンド)をあげたパフォーマンスについて「ルイは素晴らしいスタートを切った。序盤に得点を重ねてエナジーも良かった」と語った。
チームメイトのケンテイビアス・コールドウェル・ポープも「ルイは良かった」と切り出し、「彼はいつも得点できる選手で、彼の得点力はこのチームに不可欠だ。ディフェンスもしっかりできている。1対1の守備はもっと向上できるだろうが、復帰後は素晴らしいプレーを見せているよ」と高く評価していた。
一方、ポルジンギスは「彼の新たなステップはもっとゲームを読むこと。攻撃力とサイズは大きな武器だから、もっと積極的にプレーすること」と八村にリクエスト。「そしてチームメイトのために(オフェンスを)クリエイトすること。シュートの調子が良いから、相手のマークが集まった時、オープンになったチームメイトを探してパスを出すこと。それが彼の次のステップだと思う」とアドバイスを送った。
NBA3シーズンの今季、八村はフィールドゴール成功率(49.6%)と3ポイント成功率(48.1%)で自己ベストの数字を残すなどシュートの精度が向上。
ただ、平均アシストは自己ワーストの1.0本(1年目は1.8本、昨季は1.4本)、これはプレータイムの減少もあるが、パスの回数も1試合平均21.4回(1年目は34.5本、昨季は32.2本)と減少している。
前HCのスコット・ブルックスは八村を「スポンジのよう」と評していたが、先輩ポルジンギスの助言を受け、日本の至宝は残り試合でゲームメーカーとしても進化を遂げられるか。
構成●ダンクシュート編集部
ウィザーズは試合序盤から主導権を握り、第2クォーターには最大23点(54-31)のリードを奪ったが、そこからロケッツの反撃を受け、後半で相手ビッグマンのクリスチャン・ウッドに3ポイント7本を含む30得点を献上。さらにオフェンスも24分間で34点、フィールドゴール23.1%(9/39)、3ポイント11.1%(2/18)と不振に陥り、97-115で逆転負けを喫した。
試合後、ウィザーズのウェス・アンセルドJr.HC(ヘッドコーチ)は「第2クォーターの終盤からオフェンスが雑になった。1クォーターにしっかりやっていたことをやれなくなり、試合の流れが変わった。後半開始から2-11のランを許し我々の勢いは消え、そこから相手にゲームを支配された」と振り返った。
この日、チーム最多の22得点、13リバウンド、5ブロックをマークしたクリスタプス・ポルジンギスも「ウッドは凄かった。後半にスリーを何度も決められた。後半、自分たちのオフェンスは前半のように噛み合わなかった。痛い負けだ」と悔やんだ。
続いて指揮官はケガのカイル・クーズマに代わり、2試合連続で先発に抜擢した八村塁にも言及。16得点、8リバウンド(前半で14得点、5リバウンド)をあげたパフォーマンスについて「ルイは素晴らしいスタートを切った。序盤に得点を重ねてエナジーも良かった」と語った。
チームメイトのケンテイビアス・コールドウェル・ポープも「ルイは良かった」と切り出し、「彼はいつも得点できる選手で、彼の得点力はこのチームに不可欠だ。ディフェンスもしっかりできている。1対1の守備はもっと向上できるだろうが、復帰後は素晴らしいプレーを見せているよ」と高く評価していた。
一方、ポルジンギスは「彼の新たなステップはもっとゲームを読むこと。攻撃力とサイズは大きな武器だから、もっと積極的にプレーすること」と八村にリクエスト。「そしてチームメイトのために(オフェンスを)クリエイトすること。シュートの調子が良いから、相手のマークが集まった時、オープンになったチームメイトを探してパスを出すこと。それが彼の次のステップだと思う」とアドバイスを送った。
NBA3シーズンの今季、八村はフィールドゴール成功率(49.6%)と3ポイント成功率(48.1%)で自己ベストの数字を残すなどシュートの精度が向上。
ただ、平均アシストは自己ワーストの1.0本(1年目は1.8本、昨季は1.4本)、これはプレータイムの減少もあるが、パスの回数も1試合平均21.4回(1年目は34.5本、昨季は32.2本)と減少している。
前HCのスコット・ブルックスは八村を「スポンジのよう」と評していたが、先輩ポルジンギスの助言を受け、日本の至宝は残り試合でゲームメーカーとしても進化を遂げられるか。
構成●ダンクシュート編集部