ブルックリン・ネッツは2枚看板であるケビン・デュラント&カイリー・アービングの残留が決まり、2022-23シーズンにリーグ優勝を目指す体制はひとまず整った。
しかし、スティーブ・ナッシュ・ヘッドコーチ(HC)が抱える問題は解消されていないと、元NBA選手のオルデン・ポリニスが指摘している。
昨季プレーオフ1回戦でボストン・セルティックスにあっけなくスウィープ負け(4連敗)を喫したネッツは、今夏にエースのデュラントが総額4年総額1億9760万ドル(約274億円)の巨額契約が残るなかでチームにトレードを要求。プレーヤーオプションとなったアービングに関しても、ネッツ側が契約延長を望んでいないとされ、トレードの噂が頻繁に飛び交った。
デュラントは8月上旬、ジョー・ツァイ・オーナーとロンドンで面会した際、スティーブ・ナッシュ・ヘッドコーチ(HC)とショーン・マークスGM(ゼネラルマネージャー)が役職にとどまる限り、ネッツに残留するつもりはないと最終通告をしたと『The Athletic』などで報じられた。
そのなかで、マークスGMは現地時間8月23日、トレードを要求していたデュラント、ナッシュHC、ツァイ・オーナーとロサンゼルスで話し合いの場を持ち、「我々は協力して前へ進んでいくことに合意しました」と発表し、"デュラント狂騒曲"は終わりを告げた。
さらにアービングもプレーヤーオプションを行使して残留することが決定。昨季シーズン途中にトレードで獲得したベン・シモンズ、セス・カリー、ジョー・ハリス、パティ・ミルズといった実力者がおり、戦力が噛み合えばイースタン・カンファレンス上位の戦績を残す可能性を秘めている。
だが、新たな不安材料も浮上している。元NBA選手で、選手のためのバスケットボールキャンプと選手育成を行なう『Nextstar Basketball』を経営し、コーチも担当するポリニスがポッドキャスト『The Odd Couple with Chris Broussard & Rob Parker』で、アービングとナッシュHCの衝撃エピソードを明かした。
「ナッシュとカイリー(アービング)の間に問題がある理由のひとつが、カイリーがナッシュの家で行われたパーティーでの発言だ。みんなの前で、カイリーは『あなたはこのMVPトロフィーをコビー(ブライアント)に返す必要がある。受賞にはふさわしくなかったからだ』と言った。ネッツ終焉の始まりだと思ったよ」
ナッシュHCはフェニックス・サンズでプレーしていた2004-05シーズン、05-06シーズンに2年連続でリーグMVPに輝いたが、ポリニスによれば、アービングはコビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)のほうが受賞にふさわしいと考えている旨を口にしたようだ。
しかし、スティーブ・ナッシュ・ヘッドコーチ(HC)が抱える問題は解消されていないと、元NBA選手のオルデン・ポリニスが指摘している。
昨季プレーオフ1回戦でボストン・セルティックスにあっけなくスウィープ負け(4連敗)を喫したネッツは、今夏にエースのデュラントが総額4年総額1億9760万ドル(約274億円)の巨額契約が残るなかでチームにトレードを要求。プレーヤーオプションとなったアービングに関しても、ネッツ側が契約延長を望んでいないとされ、トレードの噂が頻繁に飛び交った。
デュラントは8月上旬、ジョー・ツァイ・オーナーとロンドンで面会した際、スティーブ・ナッシュ・ヘッドコーチ(HC)とショーン・マークスGM(ゼネラルマネージャー)が役職にとどまる限り、ネッツに残留するつもりはないと最終通告をしたと『The Athletic』などで報じられた。
そのなかで、マークスGMは現地時間8月23日、トレードを要求していたデュラント、ナッシュHC、ツァイ・オーナーとロサンゼルスで話し合いの場を持ち、「我々は協力して前へ進んでいくことに合意しました」と発表し、"デュラント狂騒曲"は終わりを告げた。
さらにアービングもプレーヤーオプションを行使して残留することが決定。昨季シーズン途中にトレードで獲得したベン・シモンズ、セス・カリー、ジョー・ハリス、パティ・ミルズといった実力者がおり、戦力が噛み合えばイースタン・カンファレンス上位の戦績を残す可能性を秘めている。
だが、新たな不安材料も浮上している。元NBA選手で、選手のためのバスケットボールキャンプと選手育成を行なう『Nextstar Basketball』を経営し、コーチも担当するポリニスがポッドキャスト『The Odd Couple with Chris Broussard & Rob Parker』で、アービングとナッシュHCの衝撃エピソードを明かした。
「ナッシュとカイリー(アービング)の間に問題がある理由のひとつが、カイリーがナッシュの家で行われたパーティーでの発言だ。みんなの前で、カイリーは『あなたはこのMVPトロフィーをコビー(ブライアント)に返す必要がある。受賞にはふさわしくなかったからだ』と言った。ネッツ終焉の始まりだと思ったよ」
ナッシュHCはフェニックス・サンズでプレーしていた2004-05シーズン、05-06シーズンに2年連続でリーグMVPに輝いたが、ポリニスによれば、アービングはコビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)のほうが受賞にふさわしいと考えている旨を口にしたようだ。
関連記事
- 「ここで勝ちたい欲望がある」ビールがウィザーズ残留の理由を語る「忠誠は僕にとって大きな要素」<DUNKSHOOT>
- 「レブロンはレイカーズに被害を与えただけ」識者が“キング”のフリースロー精度の低さを酷評<DUNKSHOOT>
- 渡邊雄太はネッツで開幕ロスターを勝ち取れるか? 同ポジションには強力なライバル加入の噂も<DUNKSHOOT>
- 「偉大な選手を“何回優勝したか”で評価するなんてバカバカしい」ジョーダンとレブロンを巡る“G.O.A.T.論争”にオリーが言及<DUNKSHOOT>
- ヒートのビッグ3は“談合”ではなかった?「レブロンとの共闘なんてまったく考えてなかった」とウェイドが告白<DUNKSHOOT>