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「チームは僕へ『どう思う?』と聞いてきた」カリーがデュラントと再共闘の可能性があったことを告白<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.09.13

カリーはデュラント(右)と2016年から19年まで共闘。その間にウォリアーズは2度の優勝を成し遂げている。(C)Getty Images

 今夏のフリーエージェント(FA)戦線は、ダラス・マーベリックスのジェイレン・ブランソンがニューヨーク・ニックス、マイアミ・ヒートのPJ・タッカーがフィラデルフィア・セブンティシクサーズと契約。

 トレードではユタ・ジャズのルディ・ゴベアがミネソタ・ティンバーウルブズ、ドノバン・ミッチェルがクリーブランド・キャバリアーズ、サンアントニオ・スパーズのデジャンテ・マレーがアトランタ・ホークス、インディアナ・ペイサーズのマルコム・ブログドンがボストン・セルティックスへ移籍した。

 一方で、カイリー・アービングはプレーヤーオプション(PO)を行使してブルックリン・ネッツへ残留、ジェームズ・ハーデンはPOを破棄してFAとなるも、シクサーズと再契約。

 そして最も話題になったのはネッツのケビン・デュラント。FA戦線初日にフロントへトレードを要求したと報じられ、ヒートやフェニックス・サンズ、トロント・ラプターズ、ボストン・セルティックス、シクサーズが移籍先候補に挙がっていた。

 だが8月下旬にネッツはデュラントとフロント陣によるミーティングの末に共闘していくことに合意。リーグの勢力図を変える可能性を秘めていたスーパースターのトレード話はネッツ残留で決着がついた。
 
 そんななか、現地時間9月11日にゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーの独占インタビューが『Rolling Stone』へ公開。8月上旬に収録されたインタビューにて、カリーはデュラントのトレード騒動をこう語っていた。

「チーム内で極秘に『もし彼(デュラント)が獲得可能ならどうしたい?』という話はあった。どのチームもそういう話をした。で、このチームは僕へ連絡して『君はそのことについてどう思う?』と聞いてきたのさ」

 デュラントは2016年夏にFAでウォリアーズへ移籍し、3シーズンをチーム生え抜きのカリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンらとプレー。17、18年の連覇時にはファイナルMVPに輝いている。

 彼が在籍していた3シーズン。ウォリアーズはいずれもシーズン勝率で球団史上トップ6に入っていることからも、生え抜きビッグ3とデュラントによる破壊力の大きさを見てとることができる。

 とはいえ、ウォリアーズは昨季、デュラント退団後に入団したアンドリュー・ウィギンズやジョーダン・プールといった選手たちが成長を遂げ、4年ぶりのチャンピオンに返り咲いた。
 
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カリーはデュラントとプレーした日々を「もの凄く楽しかった」と回想