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NBA

「本当にありがとう」ブルックリンへ旅立つ渡邊雄太が古巣に感謝「トロントでの日々は決して忘れることはないでしょう!」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.09.23

NBA選手としての立場を確立したトロントに感謝を告げ、新天地へと旅立った渡邊。(C)Getty Images

NBA選手としての立場を確立したトロントに感謝を告げ、新天地へと旅立った渡邊。(C)Getty Images

 8月にブルックリン・ネッツとキャンプ契約を締結したバスケットボール日本代表の渡邊雄太が、NBA5年目のシーズンに向かって歩き出した。

 渡邊は9月22日に自身のインスタグラムを更新。昨季まで2シーズンを過ごしたトロントの家から、新天地のブルックリンへ引っ越しを行なった様子を英語で綴った。

「アパートから荷物を全部運び出したので、トロントでの生活が完全に終了した感じです。素晴らしい思い出をありがとうと言いたいです」

 トロントの風景写真とともにそう書き出すと、古巣への溢れんばかりの感謝を述べている。

「この美しい都市に住む機会を与えてくれてありがとう。素晴らしいファンの前で、素晴らしいチームのためにプレーする機会を与えてくれてありがとう。

 そして、そこで出会った友人たち、みんな本当にありがとう。あなたたちのおかげで、僕の生活はとても快適でした。

 トロントでの日々は決して忘れることはないでしょう! 今はブルックリンで新しい旅を始めることにとても興奮しています! ここでどんな未来が待っているのか、待ち遠しいです」
 
 2020年にラプターズとキャンプ契約を結んだ渡邊は、自らの力で価値を証明し、2WAY契約、本契約と2年間で着実にステップアップ。メンフィス・グリズリーズに在籍した最初の2シーズンでは出場33試合、計75得点(平均2.3点)だったのに対し、ラプターズでは88試合で計381得点(同4.3点)とNBA選手として確立した。

 ファンもそのストーリーを理解しているだけに、この投稿には日米のフォロワーから感謝や今後の健闘を祈るコメントが多く寄せられている。

 新天地では再びキャンプ契約、またしてもポジションを勝ち取らなくてはならない立場に変わりはないが、本人は挑戦を楽しんでいる様子。ケビン・デュラントやカイリー・アービングらを擁するリーグきってのスター軍団で、日本の大黒柱が紡ぐ新章に期待したい。

構成●ダンクシュート編集部
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