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NBA

【NBA】八村塁がキャリア通算2000得点!シクサーズ相手に10得点、10リバウンドのダブルダブルで連敗ストップに貢献<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.11.03

八村は今季初のダブルダブルをマークし勝利に貢献したほか、この試合でキャリア通算2000得点に到達した。(C)Getty Images

八村は今季初のダブルダブルをマークし勝利に貢献したほか、この試合でキャリア通算2000得点に到達した。(C)Getty Images

 3連敗中のワシントン・ウィザーズは現地時間11月2日、ペンシルバニア州のウェルズ・ファーゴ・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦した。

 10月31日にホームでシクサーズに敗れていたウィザーズのスタートは、モンテ・モリス、ブラッドリー・ビール、アンソニー・ギル、カイル・クーズマ、クリスタプス・ポルジンギスの5人。2試合連続で同じ顔触れとなった。

 第1クォーターのウィザーズはオフェンスが好調。パスが良く回り、ポルジンギスが11得点、クーズマが5得点をあげて31ー25と6点差をつけて終了。残り5分半にギルに代わって出場した八村塁は、3分15秒にゴール下でレイアップを決めて初得点をあげたほか、3リバウンド、2アシストをあげた。

 第2クォーター、八村は開始早々にダニエル・ギャフォードの3ポイントプレーをアシスト。10分半にはクーズマのミスショットを押し込み、7分にはゴール下で外したショットを自らフォローして6点目。

 八村は前半で6得点、8リバウンド、2アシスト。ウィザーズは八村以外にもギャフォードが8得点、ウィル・バートンが6得点とベンチ陣が奮闘し、57-51と引き続きリードを奪って前半を終えた。
 
 後半開始からシクサーズのタイリース・マキシーに3連続得点を許したウィザーズだが、ビールやクーズマ、ポルジンギスの3人が得点を重ねてリードを許さない。

 残り6分に登場した八村は、直後のオフェンスで1オン1からフェイダウェイを沈める。最後にシェイク・ミルトンにブザービーターを決められたが、91-90と1点差で最終クォーターへ。

 第4クォーター、八村は残り10分にマキシーとのミスマッチを突いてレイアップを成功。この得点で八村はキャリア通算2000得点となった。さらに5分にはビールのレイアップをアシスト。ディフェンスでもアクティブに動き回った。

 ウィザーズはシクサーズの反撃を封じて121-111で勝利。ポルジンギスが30得点、9リバウンド、ビールが29得点、5アシスト、クーズマが18得点、8リバウンド、4アシスト、バートンが11得点、ギャフォードが10得点の活躍で連敗を3でストップした。
 
 八村は今季最多の32分の出場で10得点に、シーズンハイの10リバウンド、4アシストをマーク。フィールドゴール成功率は38.5%(5/13)と今ひとつだったが、今季初のダブルダブル、出場時の±はデニ・アブディヤに次ぐチーム2位の+14、第4クォーターはフル出場した。

 ウィザーズは八村、バートン、ギャフォードとベンチから3人が2桁得点をあげたほか、アブディヤ(5得点、8リバウンド、3ブロック)の献身的な働きも光った。

 連敗を止め、今季成績を4勝4敗と勝率5割に戻したウィザーズは、4日にホームでブルックリン・ネッツと対戦。今季初の八村と渡邊雄太の“日本人対決”に注目だ。

構成●ダンクシュート編集部
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