現地時間12月13日、ウィスコンシン州ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラムでミルウォーキー・バックスとゴールデンステイト・ウォリアーズが激突。今季屈指の注目カードは、ホームのバックスが最大26点差をつけ、128-111で昨季王者に圧勝した。
この試合で、バックスはドリュー・ホリデーとジョー・イングルズ、ウォリアーズではアンドリュー・ウィギンズとアンドレ・イグダーラがそれぞれ欠場。両チームともベストメンバーではなかった。
そうしたなかで、勝利したバックスはヤニス・アデトクンボがゲームハイの30得点、12リバウンドに5アシスト、ボビー・ポーティスが25得点、11リバウンド、クリス・ミドルトンが20得点、グレイソン・アレンが16得点をマーク。
ウォリアーズは、ステフィン・カリーが20得点、6リバウンド、ジョナサン・クミンガが19得点、ジョーダン・プールが18得点、ドンテ・ディヴィンチェンゾが16得点、クレイ・トンプソンが14得点と、5選手が2桁得点を残すも、クミンガを除く4選手はいずれもフィールドゴール成功率4割以下に抑え込まれた。
バックスにはアデトクンボ、ウォリアーズにはカリーという球団を代表するフランチャイズプレーヤーがおり、彼らを中心に両チームはチャンピオンチームを作り上げてきた。
アデトクンボはプロ入りからバックス一筋10シーズン目、カリーもウォリアーズ一筋14シーズン目で、今季もチームを引っ張っている。そんな2人について、ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)はこう話していた。
「ひとつのチームで彼らがやっていること、私はそれを重荷だとは見ていない。本当に特別な何かだと見ている。ファンベースと多くのケースで、生涯続いていく関係にまで達する位置にまで来ているよ。レイカーズのコビー、インディアナのレジー・ミラー、ボストンのラリー・バードのようにね」
コビー・ブライアントはレイカーズで20シーズン、ミラーはペイサーズで18シーズン、バードはセルティックスで13シーズンと、ひとつの球団でキャリアのすべてを捧げてきた。
カーHCは「私はそれが大好きなんだ。だからヤニスには全キャリアをここで過ごしてほしいし、ステフにもゴールデンステイトでキャリアすべてを送ってほしいと思っている」と期待していた。
NBA史上、1つの球団に最も長く在籍したのはダラス・マーベリックス一筋21シーズンのダーク・ノビツキーで、現役ではユドニス・ハズレムがマイアミ・ヒートで在籍20シーズン目。そのほか、トンプソンが在籍12シーズン目、ドレイモンド・グリーン、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)がそれぞれ在籍11シーズン目だ、
フランチャイズの顔になることは重荷になるのかと聞かれたカーHCは「重荷になるとは思わない。祝福すべきこと」と語っており、チームを象徴する存在になることは称賛すべきことと見ている。
特にカリーとアデトクンボは、それぞれの球団を優勝へ導きファイナルMVPも獲得してきた。この2人は現役を代表するフランチャイズプレーヤーなのは間違いないだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
この試合で、バックスはドリュー・ホリデーとジョー・イングルズ、ウォリアーズではアンドリュー・ウィギンズとアンドレ・イグダーラがそれぞれ欠場。両チームともベストメンバーではなかった。
そうしたなかで、勝利したバックスはヤニス・アデトクンボがゲームハイの30得点、12リバウンドに5アシスト、ボビー・ポーティスが25得点、11リバウンド、クリス・ミドルトンが20得点、グレイソン・アレンが16得点をマーク。
ウォリアーズは、ステフィン・カリーが20得点、6リバウンド、ジョナサン・クミンガが19得点、ジョーダン・プールが18得点、ドンテ・ディヴィンチェンゾが16得点、クレイ・トンプソンが14得点と、5選手が2桁得点を残すも、クミンガを除く4選手はいずれもフィールドゴール成功率4割以下に抑え込まれた。
バックスにはアデトクンボ、ウォリアーズにはカリーという球団を代表するフランチャイズプレーヤーがおり、彼らを中心に両チームはチャンピオンチームを作り上げてきた。
アデトクンボはプロ入りからバックス一筋10シーズン目、カリーもウォリアーズ一筋14シーズン目で、今季もチームを引っ張っている。そんな2人について、ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)はこう話していた。
「ひとつのチームで彼らがやっていること、私はそれを重荷だとは見ていない。本当に特別な何かだと見ている。ファンベースと多くのケースで、生涯続いていく関係にまで達する位置にまで来ているよ。レイカーズのコビー、インディアナのレジー・ミラー、ボストンのラリー・バードのようにね」
コビー・ブライアントはレイカーズで20シーズン、ミラーはペイサーズで18シーズン、バードはセルティックスで13シーズンと、ひとつの球団でキャリアのすべてを捧げてきた。
カーHCは「私はそれが大好きなんだ。だからヤニスには全キャリアをここで過ごしてほしいし、ステフにもゴールデンステイトでキャリアすべてを送ってほしいと思っている」と期待していた。
NBA史上、1つの球団に最も長く在籍したのはダラス・マーベリックス一筋21シーズンのダーク・ノビツキーで、現役ではユドニス・ハズレムがマイアミ・ヒートで在籍20シーズン目。そのほか、トンプソンが在籍12シーズン目、ドレイモンド・グリーン、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)がそれぞれ在籍11シーズン目だ、
フランチャイズの顔になることは重荷になるのかと聞かれたカーHCは「重荷になるとは思わない。祝福すべきこと」と語っており、チームを象徴する存在になることは称賛すべきことと見ている。
特にカリーとアデトクンボは、それぞれの球団を優勝へ導きファイナルMVPも獲得してきた。この2人は現役を代表するフランチャイズプレーヤーなのは間違いないだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
関連記事
- 2枚看板の活躍でセルティックス撃破のクリッパーズ。ジョージは手応えも、レナードは「フォーカスしているのはプレーオフ」<DUNKSHOOT>
- 「ファンの皆、すまない」ボールを観客席へ投げ込み罰金処分のヤングがぼやき「これじゃ祝福することすらできない」<DUNKSHOOT>
- ホームで劇的勝利のホークス。今季2度目の決勝弾を沈めたグリフィンは「同じことが頭の中をよぎった」と笑顔<DUNKSHOOT>
- 「今年もこの先も優勝することはない」ご意見番バークレーが不振のブルズにチーム解体を推奨「再建を始めるべき」<DUNKSHOOT>
- 「チームの皆が共通認識を持つことが大事なんだ」シクサーズ加入2年目のハーデンが“ペース”の重要性を語る<DUNKSHOOT>