NBA

3ポイント成功率53.4%の渡邊雄太、NBA全体1位返り咲きなるか。次戦2本以上成功で再び規定到達<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.12.22

好調が続く渡邊。3ポイント成功率はリーグ1位に相当する53.4%を記録している。(C)Getty Images

 ブルックリン・ネッツの渡邊雄太が、再び3ポイント部門でNBAトップの座に立とうとしている。

 現地時間12月21日、ネッツは昨季王者ゴールデンステイト・ウォリアーズをホームに迎え、143-113で勝利。前半で球団新記録の91得点を奪うなど、今季最多得点で大勝を収めた。

 3ポイントシュートはチーム全体で33本中21本を沈め、成功率63.6%を記録。この日8得点をあげた渡邊も前半に3本中2本を成功させ、新記録樹立に一役買った。

 5年目を迎えた今季、開幕から抜群のシュートタッチを披露し、3ポイント成功率で一時リーグトップに立っていた渡邊。11月22日~12月9日に10試合を欠場したことで現在は規定から外れているものの、復帰後の5試合で7本を成功させてシーズン通算31本(試投58本)、成功率はリーグ1位に相当する53.4%を誇っている。

※3ポイント成功率の規定条件=所属チームが消化した試合数につき、平均1本以上の成功。82試合のレギュラーシーズン終了時点で82本以上の成功が条件となる。
 
 ネッツは23日の次戦(対ミルウォーキー・バックス)が33試合目のため、渡邊はここで2本以上を決めれば再び規定に乗ることに。現在リーグ1位を走るルーク・ケナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)の48.9%を超えたまま、ランキング首位に返り咲きを果たせるか注目だ。

 12月21日時点の3ポイント成功率ランキングは以下の通りだ。

■3ポイント成功率ランキング
※成功率の横のカッコ内は、成功数/試投数

1位ルーク・ケナード(クリッパーズ):48.9%(43/88)
2位デイミオン・リー(サンズ):47.6%(59/124)
3位アイザイア・ジョー(サンダー):46.2%(43/93)
4位ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ(ナゲッツ):45.8%(60/131)
5位マルコム・ブログドン(セルティックス):45.1%(51/113)
6位デズモンド・ベイン(グリズリーズ):45.1%(46/102)
7位アンドリュー・ウィギンズ(ウォリアーズ):45.0%(67/149)
8位アル・ホーフォード(セルティックス):44.3%(47/106)
9位ジェレミー・グラント(ブレイザーズ):44.1%(78/177)
10位ラウリー・マルッカネン(ジャズ):43.8%(91/208)

構成●ダンクシュート編集部
NEXT
PAGE
【動画】驚異の爆発力!前半だけで球団新の91得点を叩き出したネッツのウォリアーズ戦ハイライト