NBA

【NBA】シュート好調の八村塁が21得点と躍動!ウィザーズも好調キングスに快勝を収める<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.12.24

前半だけで14得点をマークし、チームに勢いをもたらした八村。勝利に大きく貢献した。(C)Getty Images

 現地時間12月23日(日本時間24日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズは敵地ゴールデン1・センターでサクラメント・キングスと激突。125-111で勝利し、今季成績を13勝21敗(勝率38.2%)とした。

 両軍のスターターは、ウィザーズがモンテ・モリス、ブラッドリー・ビール、カイル・クーズマ、クリスタプス・ポルジンギスに加え、前戦に続きダニエル・ギャフォードが先発入り。対するキングスはディアロン・フォックス、ケビン・ハーター、ハリソン・バーンズ、キーガン・マレー、ドマンタス・サボニスがスターティングラインナップに並んだ。

 ロード6連戦の最終日を勝利で飾るべく、この日のウィザーズは序盤からエンジン全開。第1クォーター終盤までは劣勢を強いられるも、以降は徐々に主導権を握る。第2クォーターには開始3分で14-3のランを仕掛けるなど、最大30点差までリードを拡大。一時は相手に追い上げを許したが、そのまま逃げ切り今季好調のキングスに快勝を収めた。
 
 この試合、チームの流れを作ったのは間違いなく八村塁だろう。第1クォーター残り7分10秒、9-14と劣勢の場面のタイムアウト明けから登場すると、残り5分半にディフェンシブ・リバウンドを拾ってそのままボールをプッシュ、華麗なユーロステップで初得点を奪う。

 続けて残り4分に左エルボー付近からプルアップジャンパー、残り2分半にはポストアップから巧みなアシストでタージ・ギブソンのダンクをお膳立て、残り1分半にもデロン・ライトとの合わせからレイアップを成功。第1クォーターだけで6得点、3リバウンド、1アシストと好スタートを切った。

 第2クォーターも八村は絶好調。この日はよほどシュートタッチが良かったのか、残り11分と9分にはディフェンダーにチェックされながらも躊躇なく3ポイントを放ち、どちらも沈めてみせる。残り8分半にはフリースローライン近辺からフェイダウェイ気味のジャンパーを決め、前半だけで14得点(フィールドゴール6/7、3ポイント2/3)、4リバウンドを稼ぎ出した。
 
NEXT
PAGE
後半にはこの日3本の3ポイントをヒット