今季、ブルックリン・ネッツに加入した渡邊雄太は、26試合の出場で平均7.5点、2.8リバウンド、フィールドゴール成功率55.5%、3ポイント成功率52.1%という成績を残している
現地時間1月4日のシカゴ・ブルズ戦はファウルトラブルもあって6分3秒、6日のニューオリンズ・ペリカンズ戦も10分以下の出場に終わったが、ここまでの活躍は予想を上回るものだった。
規定数未達のため、渡邊は3ポイント成功率の部門でランク外となっており、現在はフェニックス・サンズのデイミオン・リーが48.0%でリーグトップに立っている。
とはいえ、この調子をキープして決め続けていけば、ネッツで居場所を手にした渡邊が再びリーグトップに躍り出る可能性は十分ある。
もっとも、コーナーに待機してネッツへ高確率な“3点”を加える男が警戒されているのも事実。ホーネッツ戦終了時点で、渡邊は右コーナーから57.9%(11/19)、そして得意の左コーナーからは71.4%(15/21)も決めているのだから当然だろう。
その点は渡邊自身も認識しており、米紙『New York Post』へこう話していた。
「そうですね。明らかに相手が僕のスリーを警戒し始めています。なので、僕は他のやり方でフィニッシュする方法を模索しなければいけません。ドライブしてフィニッシュできるという点で上達したと思っています。
ですので、僕はそれを磨き続けなければいけません。それを止めたら、ディフェンダーたちは僕が何をしようとしているのか分からなくなると思います。スリーは打ち続けていきます。リム周りでフィニッシュしている自分を取り戻せて良かったです」
NBAのレギュラーシーズンは折り返し地点に近づいた段階であり、ここからさらに渡邊の3ポイントは相手チームから警戒されるだろう。
ただ、現時点で渡邊がネッツというチームでローテーションの座を勝ち取り、クロージングラインナップにも名を連ね、貴重なシューターの1人になっていることは間違いない。
6日には米紙『USA TODAY』のマイケル・スコット記者が渡邊、エドモンド・サムナー、マーキーフ・モリスの今季契約が保証されるだろうと報じていることから、後半戦もネッツを攻守両面で助けていくことだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
現地時間1月4日のシカゴ・ブルズ戦はファウルトラブルもあって6分3秒、6日のニューオリンズ・ペリカンズ戦も10分以下の出場に終わったが、ここまでの活躍は予想を上回るものだった。
規定数未達のため、渡邊は3ポイント成功率の部門でランク外となっており、現在はフェニックス・サンズのデイミオン・リーが48.0%でリーグトップに立っている。
とはいえ、この調子をキープして決め続けていけば、ネッツで居場所を手にした渡邊が再びリーグトップに躍り出る可能性は十分ある。
もっとも、コーナーに待機してネッツへ高確率な“3点”を加える男が警戒されているのも事実。ホーネッツ戦終了時点で、渡邊は右コーナーから57.9%(11/19)、そして得意の左コーナーからは71.4%(15/21)も決めているのだから当然だろう。
その点は渡邊自身も認識しており、米紙『New York Post』へこう話していた。
「そうですね。明らかに相手が僕のスリーを警戒し始めています。なので、僕は他のやり方でフィニッシュする方法を模索しなければいけません。ドライブしてフィニッシュできるという点で上達したと思っています。
ですので、僕はそれを磨き続けなければいけません。それを止めたら、ディフェンダーたちは僕が何をしようとしているのか分からなくなると思います。スリーは打ち続けていきます。リム周りでフィニッシュしている自分を取り戻せて良かったです」
NBAのレギュラーシーズンは折り返し地点に近づいた段階であり、ここからさらに渡邊の3ポイントは相手チームから警戒されるだろう。
ただ、現時点で渡邊がネッツというチームでローテーションの座を勝ち取り、クロージングラインナップにも名を連ね、貴重なシューターの1人になっていることは間違いない。
6日には米紙『USA TODAY』のマイケル・スコット記者が渡邊、エドモンド・サムナー、マーキーフ・モリスの今季契約が保証されるだろうと報じていることから、後半戦もネッツを攻守両面で助けていくことだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)