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NBA

八村塁がレイカーズで背番号28を選んだ“もうひとつの理由”をオーナーが告白「ジアナの2とコビーの8だから」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.02.01

八村(左)が28番を選んだ理由は、コビーとジアナ(右)への思いも込められているという。(C)Getty Images

八村(左)が28番を選んだ理由は、コビーとジアナ(右)への思いも込められているという。(C)Getty Images

 現地時間1月23日に交わされたトレードで、ワシントン・ウィザーズからロサンゼルス・レイカーズに移籍した八村塁。新天地ではここまで4試合に出場(うち2試合で先発)し、平均28.3分のプレータイムで13.3点、5.8リバウンド、0.8アシスト、フィールドゴール成功率52.5%、3ポイント成功率30.8%という数字を残している。

 そんな“日本の至宝”は、前所属のワシントン・ウィザーズでは自身の名前にちなんで背番号8を着用していた。ただ、レイカーズでその番号はコビー・ブライアントの永久欠番。そのため、新天地で何番を選ぶかに注目が集まっていたが、新たに28番を背負って再出発を切った。

 この理由について八村は、“八”にちなんだ数字であること、また自身の誕生日が2月8日であるからと説明。しかし、実はもうひとつ理由があったようだ。
 
 アメリカの名物コメンテーター、スティーブン・A・スミスがホストを務めるポッドキャスト番組『Know Mercy with Stephen A. Smith』の1月31日公開分のエピソードに、レイカーズのオーナー、ジーニー・バスが出演。番組内でバスは、八村と会った時のことをこう回想した。

「新加入のハチムラに会った時、背番号はもう決めたのか訊いたの。すると『ああ、28番にする』と。『いいわね』って言ったら、彼はこう続けたわ。『ジアナの2と、コビーの8だから』。彼はきっと(レイカーズで)上手くいくでしょうね」

 2020年1月26日、ヘリコプター事故で逝去したコビーとその娘ジアナ。2人がそれぞれの所属チームで着用していた背番号を組み合わせた数字であることも、28番を選んだ理由だったようだ。

 現在のレイカーズは24勝28敗(勝率46.2%)でウエスタン・カンファレンス13位。残り30試合、八村には2人の思いも背に、チームをプレーオフへと導いてほしいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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