ゴールデンステイト・ウォリアーズは今季、フランチャイズ史上2度目となるリーグ連覇を懸けて戦っている。シーズン終盤の段階でプレーオフ出場射程圏にはいるが、有名パーソナリティーのニック・ライト氏は連覇の可能性はないと語っている。
これまでNBAの歴史で連覇を果たしたのはロサンゼルス・レイカーズ(1952~54、87~88、2000~02、09~10年)、ボストン・セルティックス(59~66、68、69年)、デトロイト・ピストンズ(89、90年)、シカゴ・ブルズ(91~93、96~98年)、ヒューストン・ロケッツ(94、95年)、マイアミ・ヒート(12~13年)、ウォリアーズ(17~18年)の7チーム。今季のウォリアーズは、5年ぶりの快挙を目指すことになる。
もっとも、今季のウォリアーズはエースのステフィン・カリーが平均29.4点、クレイ・トンプソンが平均22.1点、ジョーダン・プールが平均20.8点をあげているものの、シーズンを通して安定感に欠け、現在34勝32敗(勝率51.5%)でウエスタン・カンファレンス5位タイとなっている。
チーム4位の平均17.1点を記録するアンドリュー・ウィギンズが個人的な理由でオールスター以降は欠場が続く一方、左足の負傷で約1か月欠場していたカリーが3月5日のレイカーズ戦でようやく復帰。
ポストシーズン進出を目指して熾烈なサバイバルゲームに挑むことになるが、有名パーソナリティーのニック・ライト氏は『FOXスポーツ』の番組『First Things First』で、「ウォリアーズがタイトルを獲得する可能性は0%だ。だからどのチームにもチャンスがあると思う」と断言した。
「ウォリアーズに対してはネガティブにならざるを得ない。(昨年10月の練習中に)ドレイモンド・グリーンが新しい1億ドルの男(プール/開幕前に4年総額1億4000万ドルの延長契約に合意)の顔を殴ったのをみんな見たはずだ。しかも40試合で20勝20敗、60試合で30勝30敗、勝率5割のチームだ。(21歳のビッグマン)ジェームズ・ワイズマンがステップアップしてチームも良くなるはずだったが、彼は(トレードでデトロイト・ピストンズへ移籍)もういない」
ウエストは首位デンバー・ナゲッツ(46勝19敗/勝率70.8%)を、サクラメント・キングスとメンフィス・グリズリーズ(ともに38勝26敗/59.4%)、フェニックス・サンズ(36勝29敗/55.4%)が追う。クリス・ポールとデビン・ブッカーを擁するサンズはトレードでスーパースターのケビン・デュラントと獲得し、ウォリアーズと同率のダラス・マーベリックス(34勝32敗/51.5%)もカイリー・アービングをトレードで加え、大黒柱ルカ・ドンチッチとの強力デュオを完成させている。
ライト氏は、ウォリアーズの敵地での弱さを指摘している。
「ほかにも問題がある。ロードでの勝率(7勝25敗/21.9%)だ。すべてのシリーズでホームコート・アドバンテージを譲ることになるだろうし、その状況で(ファイナル制覇まで)4シリーズ連続で勝ち上がるのは難しいだろう。ロードで始まり、ロードで終わる」
果たして、ウォリアーズは苦しいシーズンを乗り越え、再びリーグタイトルを手にすることができるだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
これまでNBAの歴史で連覇を果たしたのはロサンゼルス・レイカーズ(1952~54、87~88、2000~02、09~10年)、ボストン・セルティックス(59~66、68、69年)、デトロイト・ピストンズ(89、90年)、シカゴ・ブルズ(91~93、96~98年)、ヒューストン・ロケッツ(94、95年)、マイアミ・ヒート(12~13年)、ウォリアーズ(17~18年)の7チーム。今季のウォリアーズは、5年ぶりの快挙を目指すことになる。
もっとも、今季のウォリアーズはエースのステフィン・カリーが平均29.4点、クレイ・トンプソンが平均22.1点、ジョーダン・プールが平均20.8点をあげているものの、シーズンを通して安定感に欠け、現在34勝32敗(勝率51.5%)でウエスタン・カンファレンス5位タイとなっている。
チーム4位の平均17.1点を記録するアンドリュー・ウィギンズが個人的な理由でオールスター以降は欠場が続く一方、左足の負傷で約1か月欠場していたカリーが3月5日のレイカーズ戦でようやく復帰。
ポストシーズン進出を目指して熾烈なサバイバルゲームに挑むことになるが、有名パーソナリティーのニック・ライト氏は『FOXスポーツ』の番組『First Things First』で、「ウォリアーズがタイトルを獲得する可能性は0%だ。だからどのチームにもチャンスがあると思う」と断言した。
「ウォリアーズに対してはネガティブにならざるを得ない。(昨年10月の練習中に)ドレイモンド・グリーンが新しい1億ドルの男(プール/開幕前に4年総額1億4000万ドルの延長契約に合意)の顔を殴ったのをみんな見たはずだ。しかも40試合で20勝20敗、60試合で30勝30敗、勝率5割のチームだ。(21歳のビッグマン)ジェームズ・ワイズマンがステップアップしてチームも良くなるはずだったが、彼は(トレードでデトロイト・ピストンズへ移籍)もういない」
ウエストは首位デンバー・ナゲッツ(46勝19敗/勝率70.8%)を、サクラメント・キングスとメンフィス・グリズリーズ(ともに38勝26敗/59.4%)、フェニックス・サンズ(36勝29敗/55.4%)が追う。クリス・ポールとデビン・ブッカーを擁するサンズはトレードでスーパースターのケビン・デュラントと獲得し、ウォリアーズと同率のダラス・マーベリックス(34勝32敗/51.5%)もカイリー・アービングをトレードで加え、大黒柱ルカ・ドンチッチとの強力デュオを完成させている。
ライト氏は、ウォリアーズの敵地での弱さを指摘している。
「ほかにも問題がある。ロードでの勝率(7勝25敗/21.9%)だ。すべてのシリーズでホームコート・アドバンテージを譲ることになるだろうし、その状況で(ファイナル制覇まで)4シリーズ連続で勝ち上がるのは難しいだろう。ロードで始まり、ロードで終わる」
果たして、ウォリアーズは苦しいシーズンを乗り越え、再びリーグタイトルを手にすることができるだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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