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得点レースはエンビードとドンチッチによる首位争い!3ポイント成功率“隠れ1位”の渡邊雄太は規定到達が困難に【NBA個人成績ランキング】

ダンクシュート編集部

2023.03.10

オールスターでは仲良く同じチームでプレーしたドンチッチ(左)とエンビード(右)。得点王はどちらの手に?(C)Getty Images

 現地10月18日に開幕したNBAの2022-23シーズンも、早くも終盤戦に突入。82試合のうち各チームとも65試合以上を消化し、残り1か月で15試合強とラストスパートに入っている。

 ここではチームの順位争いとは別に、もうひとつ注目の個人成績ランキングを紹介。得点、リバウンド、アシストの主要3部門と、3ポイント成功率の上位トップ10を見ていこう。

■平均得点TOP10
1位ジョエル・エンビード(76ers)/33.3点
2位ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)/33.0点
3位デイミアン・リラード(ブレイザーズ)/32.3点
4位ヤニス・アデトクンボ(バックス)/31.2点
5位シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(サンダー)/31.2点
6位ジェイソン・テイタム(セルティックス)/30.3点
7位レブロン・ジェームズ(レイカーズ)/29.5点
8位ドノバン・ミッチェル(キャバリアーズ)/27.4点
9位カイリー・アービング(マーベリックス)/27.2点
10位ジャ・モラント(グリズリーズ)/27.1点

 得点部門では、昨季スタッツリーダーのエンビードとドンチッチが熾烈な首位争いを展開。エンビードはオールスター後も平均34.6点と数字を伸ばしているのに対し、ドンチッチは30.4点とややダウン。ランキング9位に名を連ねるアービングの加入により負担が軽減された反面、以前ほどボールを独占する必要がなくなった点が今後のレースにどう響くか。

 3位には、2月26日に71得点を叩き出すなど絶好調のリラードが浮上。以下、アデトクンボ、ギルジャス・アレキサンダー、テイタムまでの6人が平均30点超えを記録しており、このあたりまではタイトルの可能性がありそうだ。
 
■平均リバウンドTOP10
1位ドマンタス・サボニス(キングス)/12.3本
2位ヤニス・アデトクンボ(バックス)/11.9本
3位ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)/11.8本
4位ルディ・ゴベア(ウルブズ)/11.5本
5位ニコラ・ヴュチェビッチ(ブルズ)/11.3本
6位クリント・カペラ(ホークス)/11.1本
7位ジュリアス・ランドル(ニックス)/10.4本
8位ディアンドレ・エイトン(サンズ)/10.2本
9位ジョエル・エンビード(76ers)/10.1本
10位イビツァ・ズバッツ(クリッパーズ)/10.1本

 リバウンド部門では、シーズン中盤に首位に立ったサボニスが唯一の12本台でトップの座をキープ。1月以降の30試合中26試合で2桁リバウンドと抜群の安定感を誇り、初のタイトル獲得を視界に捉えている。

 もっとも、2位以下もアデトクンボ、ヨキッチ、ゴベアら実績のあるビッグマンが僅差で並んでおり、最後に大逆転が起きる可能性もある。
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アシスト部門は76ersの“髭もじゃエース”が首位に