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国内バスケ

シャンソン化粧品退団の藤岡麻菜美が公式発表に「一部事実と異なる」と異議! 五輪代表の馬瓜&高田は「選手会」発足を求める

THE DIGEST編集部

2023.04.21

東京五輪女子バスケットボールで銀メダル獲得の高田(左)や馬瓜(右)が「選手会」発足を求めている。(C)Getty Images

東京五輪女子バスケットボールで銀メダル獲得の高田(左)や馬瓜(右)が「選手会」発足を求めている。(C)Getty Images

 4月20日、バスケットボール女子元日本代表の藤岡麻菜美が、自身のTwitterで「ご報告」と題した文書を公開した。2月にWリーグのシャンソン化粧品を退団した彼女は、チームが発表したリリースが「一部事実と異なる部分があり、記載されていない事実関係もある」と異議を申し立てたのだ。

 16度のリーグ優勝を誇る名門チームだが、シーズン中にも関わらず、藤岡ら7選手が一挙にチームを退団。これを受けて李玉慈監督は引責辞任していた。

 その理由についてチームは「方向性の違い」と説明。12月4日の皇后杯2次ラウンド敗戦後に選手同士で揉めたことなどが記載されたが、藤岡は「退団した選手としては、今日現在まで、この件に関して発信せずに参りました」と綴り、チームが発表したリリースをこう否定した。

「2月22日、4月11日のシャンソン化粧品の発表について、一部事実と異なる部分があり、また、記載されていない事実関係もあると認識しており、今回発信させて頂きました」
 
 この投稿に対して東京五輪代表でもあった馬瓜エブリンは、「これで問題の真髄がわかったと思います。みんな真実話せないのは、話したら守ってくれる人がいないから。そしてこんな事にエネルギー使いたくないから。我慢して好きなバスケしてた方がいいと思ってしまう」と言及。

 そして「自身の身をきちんと守る。選手会の存在がいよいよ必要かと」主張したうえで、「最終的にいろんな結果を被るのは選手。プレーするのも選手。選手は常にリスクと隣り合わせ」と選手の悩みを明かした。

 同様に日本代表の高田真希もまた「知識が乏しい自分ですが選手会ってあった方がいいのかな」と発案している。

 現在、Wリーグにより調査しているこの一件。藤岡は、「録音なども提出させていただいておりますので、私たちと致しましても調査の結果を待ちたいと考えております」とファンに伝えた。

構成●THE DIGEST編集部

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