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NBA

「私なら今日にでもトレードする」米識者がキャブズに主砲ミッチェルの放出を推奨「延長契約の可能性はまったくない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.07.25

加入1年目からキャブズをプレーオフに導いたミッチェルだが、米識者はチームに彼をトレードすべきと主張した。(C)Getty Images

加入1年目からキャブズをプレーオフに導いたミッチェルだが、米識者はチームに彼をトレードすべきと主張した。(C)Getty Images

 昨夏に大型トレードでユタ・ジャズからクリーブランド・キャバリアーズに移籍したドノバン・ミッチェル。26歳のシューティングガードは新天地で68試合に出場し、キャリアハイかつリーグ7位の平均28.3点に4.3リバウンド、4.4アシストをマークした。

 新エースの活躍によりキャブズは51勝31敗(勝率62.2%)のイースタン・カンファレンス4位で5年ぶりにプレーオフへ進出。1回戦でニューヨーク・ニックスに1勝4敗で敗れたものの、復活を印象づけたシーズンとなった。

 今夏にチームはシックスマンのキャリス・ルバートと再契約。さらにマックス・ストゥルースをサイン&トレードで獲得し、FA(フリーエージェント)でジョージ・ニアン、タイ・ジェロームと契約したが、米識者はミッチェルがキャブズと長期契約を結ぶ可能性は「まったくない」と考えているようだ。

 ミッチェルはジャズ在籍時の2020年に5年1億6300万ドル(約170億円)で延長契約を締結。契約は残り2年、最終年(2025-26シーズン)はプレーヤーオプションとなっている。

 そんななか、『ESPN』のティム・ボンテムプス記者は、ブライアン・ウィンドホーストとの番組「The Hoop Collective」で、キャブズはミッチェルなしの将来を考えるべきと語った。
 
「彼がキャブズで延長契約を結ぶ可能性はまったくないと思う。私なら今日にでもドノバン・ミッチェルをトレードするだろう。なぜなら、キャブズは来シーズン、望むほどの成績を残せないと思うからだ。彼は延長契約しないと思うし、夏が2つ(契約期間が2年)残る方が1つより(トレードで)多くのものを得ることができるからね」

 ボンテムプスは続けて「私は、彼らが(プレーオフで)最初のラウンドで敗れる方が、ふたつのラウンドで勝つ可能性よりも高いと思っている。そのようなシナリオで、ミッチェルが来シーズン以降もそこに留まりたいと思う世界が本当に見えない」と述べた。

 ミッチェルは17年のNBA入りから6年連続でプレーオフへ出場。44試合でレギュラーシーズンの平均24.6点を上回る平均27.8点、20年には2度の50点超えを含む平均36.3点を奪っているが、1回戦負けは4度、カンファレンス準決勝敗退は2度といずれも早期敗退に終わっている。

 昨季、レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)を擁した18年以来となる50勝超えを残したキャブズ。JB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)の下、ロスターには23歳のダリアス・ガーランド、22歳のエバン・モーブリーとアイザック・オコロ、25歳のジャレット・アレンなど若手有望株がいるが、首脳陣はどのような決断を下すのか。

構成●ダンクシュート編集部

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