8月25日、日本を含むアジア3か国共催での「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」が開幕。日本代表は21時10分より、ドイツとの初戦を迎える。
2021年の東京五輪後にトム・ホーバスHCが就任して以来、男子代表はスタイルを一新して強化を進めてきた。
ホーバス・ジャパンの最大の特徴と言えるのが、攻撃ではコート上の全員が3ポイントを狙う「ファイブアウト」戦術だ。
もちろん、ゴール近辺のペイントエリアでも得点を奪うことは大事になってくるが、エリア外のいわゆる“ロングツー”(3ポイントライン手前の2ポイントシュート)は狙わず、積極的に3ポイントシュートを放っていくのが日本のスタイルである。
ホーバスHCは目安として1試合あたり40本の3ポイント試投を掲げており、成功率はチーム全体で40%を目指している。この数字をクリアした場合、1試合の3ポイント成功数は16本。これを上回れるかが、強豪を破る上で大きなカギになるだろう。
この戦術の根幹を担う富樫勇樹、河村勇輝、富永啓生らのガード陣に加え、とりわけ注目されるのが日本代表唯一のNBAプレーヤーである渡邊雄太のコンディションだ。
渡邊は昨季、NBAで全体4位に相当する44.4%の確率で3ポイントを沈めた。日本代表でも攻守の要として期待されるが、今月15日のアンゴラとの強化試合で右足首を捻挫。以降はリハビリに努め、初戦のドイツ戦に向け調整を進めてきた。
ホーバスHCは24日夜に行なわれた公式会見で、渡邊の起用法について「短い間出してチェンジする。捻挫してから体力がどこまで持つかわからない。でも、いっぱい使いたいです」と明かしている。
渡邊本人も「(状態が)100%になるとは思っていない。でもプレーできるくらいには回復している。ここまで来たら楽しんだもの勝ち。みんなで、いい表情でバスケットができたら」と決意を語った。
チーム全体の3ポイント成功率と主砲・渡邊の活躍。初戦のドイツ撃破へ、この2点に注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
2021年の東京五輪後にトム・ホーバスHCが就任して以来、男子代表はスタイルを一新して強化を進めてきた。
ホーバス・ジャパンの最大の特徴と言えるのが、攻撃ではコート上の全員が3ポイントを狙う「ファイブアウト」戦術だ。
もちろん、ゴール近辺のペイントエリアでも得点を奪うことは大事になってくるが、エリア外のいわゆる“ロングツー”(3ポイントライン手前の2ポイントシュート)は狙わず、積極的に3ポイントシュートを放っていくのが日本のスタイルである。
ホーバスHCは目安として1試合あたり40本の3ポイント試投を掲げており、成功率はチーム全体で40%を目指している。この数字をクリアした場合、1試合の3ポイント成功数は16本。これを上回れるかが、強豪を破る上で大きなカギになるだろう。
この戦術の根幹を担う富樫勇樹、河村勇輝、富永啓生らのガード陣に加え、とりわけ注目されるのが日本代表唯一のNBAプレーヤーである渡邊雄太のコンディションだ。
渡邊は昨季、NBAで全体4位に相当する44.4%の確率で3ポイントを沈めた。日本代表でも攻守の要として期待されるが、今月15日のアンゴラとの強化試合で右足首を捻挫。以降はリハビリに努め、初戦のドイツ戦に向け調整を進めてきた。
ホーバスHCは24日夜に行なわれた公式会見で、渡邊の起用法について「短い間出してチェンジする。捻挫してから体力がどこまで持つかわからない。でも、いっぱい使いたいです」と明かしている。
渡邊本人も「(状態が)100%になるとは思っていない。でもプレーできるくらいには回復している。ここまで来たら楽しんだもの勝ち。みんなで、いい表情でバスケットができたら」と決意を語った。
チーム全体の3ポイント成功率と主砲・渡邊の活躍。初戦のドイツ撃破へ、この2点に注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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