2023年のバスケットボール殿堂入りは、かつてNBAで活躍したドゥエイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)、ダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)、トニー・パーカー(元サンアントニオ・スパーズほか)、パウ・ガソル(元ロサンゼルス・レイカーズほか)らが表彰された。バスケットボール選手にとって最高の栄誉であり、誰もが憧れる勲章だが、ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)は将来的にそれに値しないと、元NBA選手のギルバート・アリナスは批評している。
アリナスは、自身がホスト役を務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で「殿堂入りに値する選手」をテーマに議論。「“NBA”の殿堂入りではなく、“バスケットボール”の殿堂入りだ」と強調したうえで、そのハードルはとてつもなく高くあるべきだと説いた。
「殿堂入りはクリームで言うと、一番上の部分の一握りしかいない。(ゴルフの)マスターズのグリーンジャケットみたいなものだ。チームの成功は、殿堂入りの扉を開けるのに100%加味されるべきじゃない。マイケル・ジョーダンやラリー・バードと同じカテゴリーに分類されるんだから、平凡なスタッツじゃだめだ」
例として、クラッチシューターとして歴代7位タイのリーグ優勝7回を誇る名脇役のロバート・オリー(元レイカーズほか)は、NBAタイトルの数こそ素晴らしいが、いち選手のレベルで見た場合、殿堂入りの基準には達していないと見解を述べた。
「殿堂入りする選手は、チームの第1オプション、あるいは偉大な第2オプションが対象であるべきだ。その中に入るべきではない選手たちもいる。ロバート・オリーは十分じゃない。悪いけど、優勝リングをすべて外して、自分の実力だけで堂々と勝負してみてほしい。例えば、平均12得点、8リバウンド、オールスター出場2回の選手は殿堂入りには値しないだろう」
オリーはNBA通算1107試合に出場して平均7.0点、4.8リバウンド。個人タイトルはなく、決してスーパースターではなかった。同じ目線で、リーグ優勝4回、オールスター出場4回、2017年に最優秀守備選手賞とスティール王に輝き、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソンとともにビッグ3を形成するグリーンは、殿堂入りに値しないとアリナスは語る。
「彼は殿堂入りを果たせないだろう。もし優勝リングの経歴を外されたら、独り立ちできない」
ポイントフォワードとして活躍するグリーンの存在が、カリー&トンプソンの“スプラッシュ・ブラザーズ”の機能性を高めているのは周知の事実だが、殿堂入りの選考に関しては対象となるべきではないと、アリナスは疑問を呈していた。
構成●ダンクシュート編集部
アリナスは、自身がホスト役を務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で「殿堂入りに値する選手」をテーマに議論。「“NBA”の殿堂入りではなく、“バスケットボール”の殿堂入りだ」と強調したうえで、そのハードルはとてつもなく高くあるべきだと説いた。
「殿堂入りはクリームで言うと、一番上の部分の一握りしかいない。(ゴルフの)マスターズのグリーンジャケットみたいなものだ。チームの成功は、殿堂入りの扉を開けるのに100%加味されるべきじゃない。マイケル・ジョーダンやラリー・バードと同じカテゴリーに分類されるんだから、平凡なスタッツじゃだめだ」
例として、クラッチシューターとして歴代7位タイのリーグ優勝7回を誇る名脇役のロバート・オリー(元レイカーズほか)は、NBAタイトルの数こそ素晴らしいが、いち選手のレベルで見た場合、殿堂入りの基準には達していないと見解を述べた。
「殿堂入りする選手は、チームの第1オプション、あるいは偉大な第2オプションが対象であるべきだ。その中に入るべきではない選手たちもいる。ロバート・オリーは十分じゃない。悪いけど、優勝リングをすべて外して、自分の実力だけで堂々と勝負してみてほしい。例えば、平均12得点、8リバウンド、オールスター出場2回の選手は殿堂入りには値しないだろう」
オリーはNBA通算1107試合に出場して平均7.0点、4.8リバウンド。個人タイトルはなく、決してスーパースターではなかった。同じ目線で、リーグ優勝4回、オールスター出場4回、2017年に最優秀守備選手賞とスティール王に輝き、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソンとともにビッグ3を形成するグリーンは、殿堂入りに値しないとアリナスは語る。
「彼は殿堂入りを果たせないだろう。もし優勝リングの経歴を外されたら、独り立ちできない」
ポイントフォワードとして活躍するグリーンの存在が、カリー&トンプソンの“スプラッシュ・ブラザーズ”の機能性を高めているのは周知の事実だが、殿堂入りの選考に関しては対象となるべきではないと、アリナスは疑問を呈していた。
構成●ダンクシュート編集部
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