9月26日、バスケットボール日本代表の馬場雄大が、Bリーグの長崎ヴェルカに入団するというニュースが日本中を駆け巡った。
馬場のBリーグ復帰は、2017~19年に2シーズン在籍したアルバルク東京時代以来、5シーズンぶり。日本人史上4人目のNBA選手になることを目指し、過去4シーズンはNBA傘下のGリーグとオーストラリアのNBLで研鑽を積んできたが、27歳という脂の乗ったタイミングで、なぜ国内に戻る決断を下したのか。その理由を同日の会見で本人が明かしている。
まず最大の理由は、来年7~8月に開催されるパリ五輪の存在だ。男子日本代表は今夏のワールドカップでアジア最上位となり、パリへの切符を勝ち取った。大会の全5試合で先発を務めた馬場は、当然パリでも主力として期待される。
馬場はパリ五輪を「自分のバスケットボール人生の中で一番懸けていいイベント」と位置付けており、そのためには出場機会や環境など不安定な要素が多い海外よりも、確実にコートに立って経験値が積める日本でのプレーを選んだ。
そして国内復帰、そのなかでも今季B1に昇格したばかりの長崎を選んだ大きな理由は、会見に同席した伊藤拓摩代表取締役社長兼GMの存在にある。
高校、大学を本場アメリカで過ごした伊藤GMは、かつてアルバルク東京でヘッドコーチを務め(馬場加入前の2015~17年)、2019-20シーズンにはGリーグのテキサス・レジェンズでアシスタントコーチを務めた経歴の持ち主。同シーズンを海外挑戦1年目の馬場とともに戦い、関係性を築いてきた。
今夏のワールドカップ終了後まで長崎に迎え入れることは考えていなかったが、去就が決まっていなかった馬場とコンタクトを取るなかで、オファーを出すに至ったという。
長崎は2020年に創設された歴史の浅いチームだが、初年度のB3から昨季はB2、そして今季からB1と、最短でトップカテゴリーへ駆け上がってきた。
「NBA選手になりたいという目標があって、そこを常に考えてチーム選びもしてきた」という馬場だが、「このチームがパリ五輪に向けて、最も自分が成長できる環境だと思い、選ばせていただきました」と自らの口で語っている。
また、同チームのスタッフに、NBAのクリーブランド・キャバリアーズで約5年間(2013~18年)アシスタント・アスレティックトレーナーを務めた中山佑介氏がいること、さらに「プレースタイルが日本代表のファイブアウトの形に似ている」といった点も、入団の大きな後押しとなったようだ。
会見で、記者から「海外志向が強いなかで、今回NBAへの夢を一旦とめる形でパリ五輪への成長を取ったという形だと思うんですけど…」と質問を投げかけられた馬場は、力強く次のように語った。
「僕の目標、ゴールは絶対変わっていません。NBA選手になるためにやっていますし、そこはこれからも変わらないです。あと、長崎ヴェルカでプレーすることが、『一旦ストップ』とも思っていないです。
環境面も含めてアメリカのGリーグだったりに全然負けない環境がここでも得られると思って選んだ選択肢なので、そこに関しては自信を持っています」
パリ五輪での活躍と、NBA入りへ向けた自身のさらなる成長。夢を追い、挑戦を続ける馬場雄大の新章に期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
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まず最大の理由は、来年7~8月に開催されるパリ五輪の存在だ。男子日本代表は今夏のワールドカップでアジア最上位となり、パリへの切符を勝ち取った。大会の全5試合で先発を務めた馬場は、当然パリでも主力として期待される。
馬場はパリ五輪を「自分のバスケットボール人生の中で一番懸けていいイベント」と位置付けており、そのためには出場機会や環境など不安定な要素が多い海外よりも、確実にコートに立って経験値が積める日本でのプレーを選んだ。
そして国内復帰、そのなかでも今季B1に昇格したばかりの長崎を選んだ大きな理由は、会見に同席した伊藤拓摩代表取締役社長兼GMの存在にある。
高校、大学を本場アメリカで過ごした伊藤GMは、かつてアルバルク東京でヘッドコーチを務め(馬場加入前の2015~17年)、2019-20シーズンにはGリーグのテキサス・レジェンズでアシスタントコーチを務めた経歴の持ち主。同シーズンを海外挑戦1年目の馬場とともに戦い、関係性を築いてきた。
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長崎は2020年に創設された歴史の浅いチームだが、初年度のB3から昨季はB2、そして今季からB1と、最短でトップカテゴリーへ駆け上がってきた。
「NBA選手になりたいという目標があって、そこを常に考えてチーム選びもしてきた」という馬場だが、「このチームがパリ五輪に向けて、最も自分が成長できる環境だと思い、選ばせていただきました」と自らの口で語っている。
また、同チームのスタッフに、NBAのクリーブランド・キャバリアーズで約5年間(2013~18年)アシスタント・アスレティックトレーナーを務めた中山佑介氏がいること、さらに「プレースタイルが日本代表のファイブアウトの形に似ている」といった点も、入団の大きな後押しとなったようだ。
会見で、記者から「海外志向が強いなかで、今回NBAへの夢を一旦とめる形でパリ五輪への成長を取ったという形だと思うんですけど…」と質問を投げかけられた馬場は、力強く次のように語った。
「僕の目標、ゴールは絶対変わっていません。NBA選手になるためにやっていますし、そこはこれからも変わらないです。あと、長崎ヴェルカでプレーすることが、『一旦ストップ』とも思っていないです。
環境面も含めてアメリカのGリーグだったりに全然負けない環境がここでも得られると思って選んだ選択肢なので、そこに関しては自信を持っています」
パリ五輪での活躍と、NBA入りへ向けた自身のさらなる成長。夢を追い、挑戦を続ける馬場雄大の新章に期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
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