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NBA

八村塁が復帰戦で躍動!レイカーズは大敗も、移籍後最多の24得点&主要スタッツで今季自己ベスト更新<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.11.09

5試合ぶりに復帰してチーム最多の24得点をあげた八村。大敗のなか攻守で気を吐いた。(C)Getty Images

5試合ぶりに復帰してチーム最多の24得点をあげた八村。大敗のなか攻守で気を吐いた。(C)Getty Images

 八村塁が5試合ぶりの復帰戦で今季最高のパフォーマンスを披露した。

 現地時間11月8日、ロサンゼルス・レイカーズは敵地トヨタ・センターでヒューストン・ロケッツと対戦し、94-128で敗戦。チームは大敗を喫したなか、八村は24得点、8リバウンド、2アシスト、2スティール、1ブロックの活躍を見せた。

 目の負傷と脳震盪の症状により、直近4試合を欠場して迎えた復帰戦。八村は8点を追いかける第1クォーター残り5分43秒にレブロン・ジェームズと交代でコートに入ると、さっそくダンクで初得点。同クォーター残り1分16秒には3ポイントも決めるなど久々の実戦で躍動する。

 第2クォーターも最初のプレーでミドルジャンパーを決めると、中盤には2つのポゼッションで立て続けにレブロンとのピック&ロールから加点。“師匠”との好相性を見せたほか、守備でも高い跳躍から相手のレイアップをブロックするなど攻守で気を吐いた。

 第3クォーターは無得点ながら、ポストアップからレブロンのカッティングに合わせてダンクをアシスト。敗色濃厚の第4クォーターはベンチメンバー中心の戦いとなるなか、約5分間で3ポイントを含む全4本のシュートを決め切り、9点を稼いでお役御免となった。
 
 試合は攻守の要であるアンソニー・デイビスを欠いたレイカーズが3連勝中のロケッツ(今季4勝3敗)の勢いを止められず完敗。八村がベンチからチームトップの24得点(フィールドゴール10/14、3ポイント2/3、フリースロー2/5)をあげたほか、ディアンジェロ・ラッセルが22得点、レブロンが18得点を記録したが、2桁得点はこの3人にとどまり3連敗を喫した(今季3勝5敗)。

 なお、八村の24得点はレイカーズ移籍後最多。プレーオフでは今年4月のファーストラウンド初戦で29得点をあげていたが、レギュラーシーズンでは1月の加入から通算37試合目でベストを更新した(キャリアハイは30得点)。出場時間(25分34秒)やフィールドゴール試投数および成功数、リバウンド、アシスト、スティールでも軒並み今季自己ベストをマークし、復活を告げる一戦となった。

 レイカーズは次戦10日(日本時間11日)、敵地4連戦の最後にフェニックス・サンズと激突する。この一戦は今季から導入されたNBA初のカップ戦「インシーズン・トーナメント」のグループステージとして開催。八村と渡邊雄太による今季2度目の日本人対決にも注目だ。

構成●ダンクシュート編集部
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