現地時間12月20日、ロサンゼルス・レイカーズはアウェー3連戦の初日として敵地ユナイテッド・センターへ乗り込むも、シカゴ・ブルズの前に108-124で敗れた。
25得点、10リバウンド、9アシスト、2ブロックのレブロン・ジェームズを筆頭に、オースティン・リーブスが21得点、アンソニー・デイビスが19得点、14リバウンド、2ブロック、トーリアン・プリンスが16得点、キャム・レディッシュが13得点、2スティールを残すも3連敗となり、インシーズン・トーナメント優勝後は1勝4敗と調子を落としている。
それでも、この日は左ヒザのケガのため開幕5戦目から約1か月半にわたって戦列を離れていたゲイブ・ヴィンセントが復帰。今月に入って復帰したジャレッド・ヴァンダービルトと合わせて、開幕から28試合目でようやくローテーションメンバーが全員揃ったことは朗報と言えるだろう。
ヴィンセントはベンチから13分57秒間コートに立ち、3得点に1リバウンド、3アシストで復帰戦を終えた。今季は5試合の出場で平均25.5分、5.4点、3.0アシストの成績で、フィールドゴール成功率37.5%、3ポイント成功率11.8%とショットは不発。今後は新チームへ馴染んでいくとともに、自身の調子も上げていきたいところだ。
そんななか、ヴィンセントが20日に米メディア『Clutch Points』のインタビューに応じた。昨季マイアミ・ヒートでNBAファイナルまで勝ち上がり、今夏にレイカーズへ移籍した27歳は、「とにかく自分自身でいること。僕が持つ不屈の精神、情熱を持ち込み、ボールのオンオフ問わずにできることをこなしてチームの勝利を助けたい」と語っている。
188cm・91kgのポイントガードは、2020年にヒートと2WAY契約を結んでNBAキャリアをスタート。最初の2年間はローテーションの当落線上にいたものの、過去2年は主力として、2022年はカンファレンス・ファイナル、23年の昨季はファイナル進出に貢献した。
プロ入りから4年連続でポストシーズンを経験しているヴィンセントは、「プレーオフ・バスケットボールは独特なんだ」と話す。
「あそこにいた数年間で、僕はいい経験ができた。プレーオフを勝ち進むことでたくさん学べたよ。自分自身についてもそうだし、(勝ち上がるためには)どんなことが求められるのか、(レギュラーシーズンと合わせて)100試合以上をプレーするために求められることとかをね。それは成長を続けるための曲線なんだ。あそこへ辿り着けない人もいるけど、僕は幸運にも体験できた。だからそこで得た経験を(レイカーズに)持ち込もうと思っている」
レイカーズは2020年にはヒートを下して球団17回目の頂点に立っている。昨季は第7シードからカンファレンス・ファイナルまで勝ち進んでおり、今季の目標はもちろんチャンピオンシップ奪還だ。
レブロン、デイビスという2大スターを擁するチームで、ヴィンセントがヒート仕込みのディフェンスと3ポイントで援護射撃できれば、4年ぶりのファイナル進出、そして18回目の優勝も見えてくるはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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25得点、10リバウンド、9アシスト、2ブロックのレブロン・ジェームズを筆頭に、オースティン・リーブスが21得点、アンソニー・デイビスが19得点、14リバウンド、2ブロック、トーリアン・プリンスが16得点、キャム・レディッシュが13得点、2スティールを残すも3連敗となり、インシーズン・トーナメント優勝後は1勝4敗と調子を落としている。
それでも、この日は左ヒザのケガのため開幕5戦目から約1か月半にわたって戦列を離れていたゲイブ・ヴィンセントが復帰。今月に入って復帰したジャレッド・ヴァンダービルトと合わせて、開幕から28試合目でようやくローテーションメンバーが全員揃ったことは朗報と言えるだろう。
ヴィンセントはベンチから13分57秒間コートに立ち、3得点に1リバウンド、3アシストで復帰戦を終えた。今季は5試合の出場で平均25.5分、5.4点、3.0アシストの成績で、フィールドゴール成功率37.5%、3ポイント成功率11.8%とショットは不発。今後は新チームへ馴染んでいくとともに、自身の調子も上げていきたいところだ。
そんななか、ヴィンセントが20日に米メディア『Clutch Points』のインタビューに応じた。昨季マイアミ・ヒートでNBAファイナルまで勝ち上がり、今夏にレイカーズへ移籍した27歳は、「とにかく自分自身でいること。僕が持つ不屈の精神、情熱を持ち込み、ボールのオンオフ問わずにできることをこなしてチームの勝利を助けたい」と語っている。
188cm・91kgのポイントガードは、2020年にヒートと2WAY契約を結んでNBAキャリアをスタート。最初の2年間はローテーションの当落線上にいたものの、過去2年は主力として、2022年はカンファレンス・ファイナル、23年の昨季はファイナル進出に貢献した。
プロ入りから4年連続でポストシーズンを経験しているヴィンセントは、「プレーオフ・バスケットボールは独特なんだ」と話す。
「あそこにいた数年間で、僕はいい経験ができた。プレーオフを勝ち進むことでたくさん学べたよ。自分自身についてもそうだし、(勝ち上がるためには)どんなことが求められるのか、(レギュラーシーズンと合わせて)100試合以上をプレーするために求められることとかをね。それは成長を続けるための曲線なんだ。あそこへ辿り着けない人もいるけど、僕は幸運にも体験できた。だからそこで得た経験を(レイカーズに)持ち込もうと思っている」
レイカーズは2020年にはヒートを下して球団17回目の頂点に立っている。昨季は第7シードからカンファレンス・ファイナルまで勝ち進んでおり、今季の目標はもちろんチャンピオンシップ奪還だ。
レブロン、デイビスという2大スターを擁するチームで、ヴィンセントがヒート仕込みのディフェンスと3ポイントで援護射撃できれば、4年ぶりのファイナル進出、そして18回目の優勝も見えてくるはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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