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【NBA】渡邊雄太は4戦連続で出番なし。サンズは新生ペイサーズに勝利し5連勝、直近13戦で10勝と絶好調<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.01.22

接戦の終盤にビールがオフェンスを牽引し、チームを勝利に導いた。(C)Getty Images

 現地時間1月21日(日本時間22日、日付は以下同)、フェニックス・サンズは本拠地フットプリント・センターでインディアナ・ペイサーズと対戦。117-110で勝利し、今季成績をウエスタン・カンファレンス6位タイの24勝18敗(勝率57.1%)とした。

 両軍の先発は、サンズがデビン・ブッカー、ブラッドリー・ビール、グレイソン・アレン、ケビン・デュラント、ユスフ・ヌルキッチの5人。対するペイサーズはTJ・マッコネル、バディ・ヒールド、アーロン・ネスミス、パスカル・シアカム、マイルズ・ターナーがスターティングラインナップに並んだ。

 エースのタイリース・ハリバートンを欠くペイサーズに対し、先手を取ったのはサンズ。ニューオリンズ・ペリカンズとの前戦で52得点を叩き出したブッカーが、勢いそのままに第1クォーターだけで12得点とオフェンスを牽引し、33-25と8点差をつける。第2クォーター開始直後に0-9のランを喰らって一時逆転を許したものの、前半だけでデュラントが20得点、ブッカーが17得点、ビールも15得点とビッグ3が暴れ回り、65-61と再びリードを奪い返して試合を折り返した。
 
 第3クォーターもサンズペースで試合は進み、常に10点前後のリードをキープ。しかし103-94で迎えた第4クォーター中盤、0-8の猛攻を受け1点差に迫られると、その後約2分にわたり両軍のショットが外れ続ける中、残り3分にヒールドに3ポイントを決められ逆転を許す。この悪い流れを断ち切ったのがビールで、107-107と同点の残り2分半から6得点を奪取し、チームを勝利に導いた。

 サンズはデュラントがゲームハイの40得点、ブッカーが26得点、ビールも25得点とビッグ3が計91得点と躍動。一方のペイサーズは20得点超えが1人もおらず、ヒールドの18得点がチーム最多となった。

 ローテーションから外れている渡邊雄太はこの日もプレータイムはなく、これで4戦続けて出番なし。依然として試練の日々が続いている。

 これで5連勝、直近13試合で10勝といよいよ本領を発揮し始めたサンズ。次戦はバック・トゥ・バックで22日、同じく本拠地でシカゴ・ブルズとのゲームが組まれている。連勝を6まで伸ばせるか、そして渡邊にチャンスは与えられるのか注目したい。

構成●ダンクシュート編集部

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