NBAキャリア5年目を戦う八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)が、節目の数字に到達した。
現地時間1月29日、敵地で行なわれたヒューストン・ロケッツとの一戦に出場した八村は、約22分間で16得点を奪取。試合には敗れたものの、個人としてNBA通算3000得点を達成した。
ワシントン・ウィザーズに入団した2019年当初からチームの主力を担ってきた八村は、1年目に48試合で649得点をあげると、2年目に58試合で789得点、3年目は42試合で475点をマーク。シーズン途中でレイカーズに移籍した昨季は63試合で707点を積み上げ、今季はここまで35試合に出場し、398点を稼いでいる。
日本人としてはもちろん歴代最多(渡邊雄太は875点、田臥勇太は7点)で、アジア人としても2000年代に活躍した中国人のヤオ・ミン(元ロケッツ/9247点)に次ぐ2位。実働8年間で8度のオールスター、5度のオールNBAチームに選ばれたレジェンドの背中は遠いが、八村がアジアのバスケット史に名を刻んだことは間違いない。
なお、八村と同じ年のドラフトで指名された同期たちはすでに10人以上がこの記録に到達している。現時点における2019年組の通算得点ランキングは以下の通りだ。
■2019年ドラフト指名選手 通算得点ランキング
※成績は現地1月30日時点。
選手名横のカッコ内は、現所属チーム(*付きは、指名チームは別)・ドラフト指名順位。
通算得点横のカッコ内は、通算出場試合数・キャリア平均得点。
1位:ジャ・モラント(グリズリーズ・2位)/5783点(257試合・平均22.5点)
2位:RJ・バレット(ラプターズ*・3位)/5647点(310試合・平均18.2点)
3位:ダリアス・ガーランド(キャバリアーズ・5位)/5046点(270試合・平均18.7点)
4位:ジョーダン・プール(ウィザーズ*・28位)/4936点(311試合・平均15.9点)
5位:タイラー・ヒーロー(ヒート・13位)/4873点(270試合・平均18.0点)
6位:ケルドン・ジョンソン(スパーズ・29位)/4448点(269試合・平均16.5点)
7位:コビー・ホワイト(ブルズ・7位)/4271点(316試合・平均13.5点)
8位:PJ・ワシントン(ホーネッツ・12位)/3872点(299試合・平均12.9点)
9位:ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ・1位)/3777点(152試合・平均24.8点)
10位:ディアンドレ・ハンター(ホークス*・4位)/3224点(231試合・平均14.0点)
11位:キャメロン・ジョンソン(ネッツ*・11位)/3062点(262試合・平均11.7点)
12位:八村塁(レイカーズ*・9位)/3018点(245試合・平均12.3点)
13位:ケビン・ポーターJr.(無所属・30位)/3008点(196試合・平均15.3点)
14位:ブランドン・クラーク(グリズリーズ*・21位)/2534点(237試合・平均10.7点)
15位:テレンス・マン(クリッパーズ・48位)/2453点(309試合・平均7.9点)
トップに立つのは、2位指名からグリズリーズのエースとなったモラント。ただし、昨季の拳銃所持トラブルに加えて今季は肩のケガで残り試合の全休が決定済み。2位につけるバレットが追い抜くのも時間の問題だろう。
全体1位指名のザイオンは欠場数の多さが祟って9位。それでも今季は長期離脱することなくコートに立ち、キャリア通算の平均24.8点はモラント(22.5点)を抑えてトップに立っている。
八村も毎シーズン中期的な離脱が多いこともあって、12位という結果に。平均得点(12.3点)も12位、リバウンドは通算(1172本)が10位、平均(4.8本)で11位と、9位指名をやや下回る結果となっているが、ドラフト順位相応の働きはしていると言っていいだろう。
この世代は現在23~27歳と、これから最盛期に突入する。今後、もうワンランク上のステージに進むのは誰なのか。もちろん、八村の躍進に期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
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現地時間1月29日、敵地で行なわれたヒューストン・ロケッツとの一戦に出場した八村は、約22分間で16得点を奪取。試合には敗れたものの、個人としてNBA通算3000得点を達成した。
ワシントン・ウィザーズに入団した2019年当初からチームの主力を担ってきた八村は、1年目に48試合で649得点をあげると、2年目に58試合で789得点、3年目は42試合で475点をマーク。シーズン途中でレイカーズに移籍した昨季は63試合で707点を積み上げ、今季はここまで35試合に出場し、398点を稼いでいる。
日本人としてはもちろん歴代最多(渡邊雄太は875点、田臥勇太は7点)で、アジア人としても2000年代に活躍した中国人のヤオ・ミン(元ロケッツ/9247点)に次ぐ2位。実働8年間で8度のオールスター、5度のオールNBAチームに選ばれたレジェンドの背中は遠いが、八村がアジアのバスケット史に名を刻んだことは間違いない。
なお、八村と同じ年のドラフトで指名された同期たちはすでに10人以上がこの記録に到達している。現時点における2019年組の通算得点ランキングは以下の通りだ。
■2019年ドラフト指名選手 通算得点ランキング
※成績は現地1月30日時点。
選手名横のカッコ内は、現所属チーム(*付きは、指名チームは別)・ドラフト指名順位。
通算得点横のカッコ内は、通算出場試合数・キャリア平均得点。
1位:ジャ・モラント(グリズリーズ・2位)/5783点(257試合・平均22.5点)
2位:RJ・バレット(ラプターズ*・3位)/5647点(310試合・平均18.2点)
3位:ダリアス・ガーランド(キャバリアーズ・5位)/5046点(270試合・平均18.7点)
4位:ジョーダン・プール(ウィザーズ*・28位)/4936点(311試合・平均15.9点)
5位:タイラー・ヒーロー(ヒート・13位)/4873点(270試合・平均18.0点)
6位:ケルドン・ジョンソン(スパーズ・29位)/4448点(269試合・平均16.5点)
7位:コビー・ホワイト(ブルズ・7位)/4271点(316試合・平均13.5点)
8位:PJ・ワシントン(ホーネッツ・12位)/3872点(299試合・平均12.9点)
9位:ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ・1位)/3777点(152試合・平均24.8点)
10位:ディアンドレ・ハンター(ホークス*・4位)/3224点(231試合・平均14.0点)
11位:キャメロン・ジョンソン(ネッツ*・11位)/3062点(262試合・平均11.7点)
12位:八村塁(レイカーズ*・9位)/3018点(245試合・平均12.3点)
13位:ケビン・ポーターJr.(無所属・30位)/3008点(196試合・平均15.3点)
14位:ブランドン・クラーク(グリズリーズ*・21位)/2534点(237試合・平均10.7点)
15位:テレンス・マン(クリッパーズ・48位)/2453点(309試合・平均7.9点)
トップに立つのは、2位指名からグリズリーズのエースとなったモラント。ただし、昨季の拳銃所持トラブルに加えて今季は肩のケガで残り試合の全休が決定済み。2位につけるバレットが追い抜くのも時間の問題だろう。
全体1位指名のザイオンは欠場数の多さが祟って9位。それでも今季は長期離脱することなくコートに立ち、キャリア通算の平均24.8点はモラント(22.5点)を抑えてトップに立っている。
八村も毎シーズン中期的な離脱が多いこともあって、12位という結果に。平均得点(12.3点)も12位、リバウンドは通算(1172本)が10位、平均(4.8本)で11位と、9位指名をやや下回る結果となっているが、ドラフト順位相応の働きはしていると言っていいだろう。
この世代は現在23~27歳と、これから最盛期に突入する。今後、もうワンランク上のステージに進むのは誰なのか。もちろん、八村の躍進に期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
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