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【NBA】八村塁、古巣ウィザーズ戦で8得点、7リバウンド。レイカーズは格下相手に苦しみながらも延長の末に勝利<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.03.01

元チームメイトのクーズマをガードする八村。この日は攻撃面で苦しんだが、最後は守備で勝利に貢献した。(C)Getty Images

 現地時間2月29日、ロサンゼルス・レイカーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでワシントン・ウィザーズと対戦し、延長の末134-131で勝利。11試合連続の先発出場を果たした八村塁は、プロ入りから3年半在籍した古巣相手に8得点、7リバウンド、1アシスト、2スティールをマークして勝利に貢献した。

 12連敗中でイースタン・カンファレンス最下位(14位タイ)に低迷する相手に対し、前日に大逆転勝利を飾ったレイカーズはディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブスに八村、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスと不動のラインナップでスタート。しかし、序盤から予想外の苦戦を強いられる。

 第1クォーターはラッセルが11得点、デイビスが10得点をあげた一方で、34失点を喫して3点ビハインド。八村は元チームメイト相手に力強いドライブからゴールを奪うも、ファウルを吹いてもらえず、苛立ちを露わにする場面も見られた。

 第2クォーターもレブロンが11得点と攻撃面を引っ張ったのに対し、守備ではジョーダン・プールに前半20点を献上。終盤にデイビスの活躍とスペンサー・ディンウィディーの3ポイントでなんとか逆転し、70-69の1点差で折り返した。
 
 後半もレイカーズは早々に逆転を許すなか、第3クォーター残り8分39秒に八村の得点で再逆転。その後は一進一退の攻防が続いたが、4点リードで迎えた第4クォーター残り7分からデイビスと八村の連続得点で8点差に。しかしここからウィザーズに捲られ、残り1分で1点差。直後にプールに逆転の3ポイントを決められたが残り24秒、リーブスのスコアで辛くも延長に持ち込む。

 5分間のオーバータイムも序盤にリードを奪われたが、レブロンの超絶チェイスダウンブロック&3ポイントなどで流れを掴んだレイカーズに軍配。最後は同点を狙うカイル・クーズマの3ポイントを八村が防ぎ、勝利をモノにした。

 2連勝のレイカーズはデイビスが40得点、15リバウンド、3ブロック、レブロンが31得点、9アシストとチームを牽引。レブロンはキャリア通算4万得点まで残り9点とした。そのほか、ラッセルが22得点、5アシスト、リーブスが12得点、4アシスト、ディンウィディーが10得点、3アシストをマークしている。

 八村は35分9秒の出場で8得点(フィールドゴール4/11、3ポイント0/2)、7リバウンド、1アシスト、2スティールの成績。前日の激闘の影響か、この日は身体が重くゴール下のイージーショットを外すシーンも何度か見られたが、最後は懸命のディフェンスで勝利に貢献した。

 この試合からホーム6連戦に入ったウエスト9位のレイカーズは、次戦3月2日(日本時間3日)に同3位で昨季王者のデンバー・ナゲッツ、4日(同5日)に同2位のオクラホマシティ・サンダーとの対戦が控えている。

構成●ダンクシュート編集部

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