現地時間3月1日(日本時間2日、日付は以下同)、ミルウォーキー・バックスは敵地ユナイテッド・センターでシカゴ・ブルズと対戦。113-97で快勝し、これでオールスター明け5連勝となった。
勝利の立役者となったのはヤニス・アデトクンボ。46得点、16リバウンド、6アシストに1スティール、1ブロックと、攻守で殊勲のパフォーマンスを披露した。
この5連勝中、バックスの大黒柱は平均31.4点、11.8リバウンド、5.2アシストとMVP級の活躍。1日に『NBA.com』へ公開された最新版のMVP候補ランキングでも3位に入っている。
もっとも、ドック・リバースHC(ヘッドコーチ)は、チームを牽引するフランチャイズプレーヤーがMVP候補としてもっと注目されるべきだとプッシュしていた。
「私は(MVP論争に)足を踏み入れたくはないんだが、もう投票することに飽き飽きしている連中がいるはずだ。マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)がイメージキャラクターだったかのようにね。
そして、ヤニスも同じようなカテゴリーに入りつつある。すでに素晴らしい選手として、やることなすことが当たり前のようになっている。(だが)彼の数字を見てくれ。信じられないものじゃないか。だが(MVP争いで)彼の名は聞こえてこない。それが信じられない」
1度MVPに輝いた選手は、次の受賞へのハードルが上がると言われている。2019、20年に連続戴冠しているとはいえ、ヤニスは今季も平均30.8点、11.3リバウンド、6.3アシスト、1.3スティール、1.0ブロックにキャリアハイのフィールドゴール成功率61.9%と、受賞しても何らおかしくはない数字を残している。
昨季のMVPジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)が脱落したことで、現在の候補はニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)がトップ2を形成している。とはいえ、バックスがこれから先も白星を量産していくことになれば、ヤニスが通算3度目のMVPに選出される可能性も残されているのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】並外れた身体能力とド迫力のダンクでスター街道を驀進!“グリーク・フリーク”ヤニス・アデトクンボの厳選ショット集!
勝利の立役者となったのはヤニス・アデトクンボ。46得点、16リバウンド、6アシストに1スティール、1ブロックと、攻守で殊勲のパフォーマンスを披露した。
この5連勝中、バックスの大黒柱は平均31.4点、11.8リバウンド、5.2アシストとMVP級の活躍。1日に『NBA.com』へ公開された最新版のMVP候補ランキングでも3位に入っている。
もっとも、ドック・リバースHC(ヘッドコーチ)は、チームを牽引するフランチャイズプレーヤーがMVP候補としてもっと注目されるべきだとプッシュしていた。
「私は(MVP論争に)足を踏み入れたくはないんだが、もう投票することに飽き飽きしている連中がいるはずだ。マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)がイメージキャラクターだったかのようにね。
そして、ヤニスも同じようなカテゴリーに入りつつある。すでに素晴らしい選手として、やることなすことが当たり前のようになっている。(だが)彼の数字を見てくれ。信じられないものじゃないか。だが(MVP争いで)彼の名は聞こえてこない。それが信じられない」
1度MVPに輝いた選手は、次の受賞へのハードルが上がると言われている。2019、20年に連続戴冠しているとはいえ、ヤニスは今季も平均30.8点、11.3リバウンド、6.3アシスト、1.3スティール、1.0ブロックにキャリアハイのフィールドゴール成功率61.9%と、受賞しても何らおかしくはない数字を残している。
昨季のMVPジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)が脱落したことで、現在の候補はニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)がトップ2を形成している。とはいえ、バックスがこれから先も白星を量産していくことになれば、ヤニスが通算3度目のMVPに選出される可能性も残されているのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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