現地時間4月2日、NBAが2023-24シーズン3月の月間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからニューヨーク・ニックスのジェイレン・ブランソン、ウエスタン・カンファレンスからダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが選出された。
3月の14試合中13試合に出場したブランソンは、平均28.8点、2.9リバウンド、5.8アシストをマーク。チームの9勝4敗に貢献し、今季初、昨年2月に続くキャリア2回目の月間MVPに輝いた。
名門を引っ張る27歳の司令塔は、期間中に9試合で25得点以上(うち3試合で40得点以上)、月間フィールドゴール成功率48.1%、3ポイント成功率37.6%と持ち前の得点力を発揮。29日のサンアントニオ・スパーズ戦では延長の末敗れたものの、カーメロ・アンソニーが持つ球団記録にあと1点と迫る自己最多の61得点を叩き出した。
ニックスは現在44勝31敗で、オーランド・マジックと同率のイースト4位タイ。2月以降は大半の試合で先発フォワードのジュリアス・ランドルとOG・アヌノビーを欠くなか、自己ベストの平均27.8点(リーグ4位)、6.6アシストをあげるブランソンを中心に上位をキープしている。
そのブランソンと2シーズン前までコンビを組んでいたドンチッチは、3月の14試合中13試合に出場して平均32.5点、10.1リバウンド、10.1アシストと圧巻の活躍を披露。2019年11月以来、キャリア2度目となる平均30点超えでの月間トリプルダブル(TD)を達成し、球団史上初の2か月連続受賞、通算5回目の選出となった。
25歳の大エースは、マブズが11勝4敗を記録した期間中に30点超え8回、フィールドゴール成功率47.0%、3ポイント成功率38.1%をマーク。
月間で平均30点超え+TDを達成したのは過去、オスカー・ロバートソン(5回)とラッセル・ウエストブルック(2回)だけだったが、ドンチッチはそれに並んだだけでなく、1日~9日には歴代の2人を超える5試合連続で35点超えのTDを成し遂げた。また、その前後にも35点未満(30得点&27得点)でTDをマークしており、7試合連続、月間では計8回とTDを量産した。
チームも7日~13日に4連勝、17日以降は7連勝と調子を上げたなか、31日のヒューストン・ロケッツ戦では11連勝中と波に乗る相手のホームで47得点、12リバウンド、7アシストの大暴れ。自身出場ゲームでチームを11連勝に導き歴史的な3月を締めくくった。
マブズは現在45勝30敗でウエスト5位タイ。ドンチッチはリーグ1位の平均得点(33.9)を筆頭に、リバウンド(9.2/リーグ15位)、アシスト(9.8/同2位)、スティール(1.47/同7位)の4部門でチームトップの数字を残している。
3月のその他の候補者は以下の通りだ。
■イースタン・カンファレンス
ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)
ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)
デマー・デローザン(シカゴ・ブルズ)
デジャンテ・マレー(アトランタ・ホークス)
パスカル・シアカム(インディアナ・ペイサーズ)
■ウエスタン・カンファレンス
アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)
アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)
ジェイレン・グリーン(ヒューストン・ロケッツ)
ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)
ドマンタス・サボニス(サクラメント・キングス)
構成●ダンクシュート編集部
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名門を引っ張る27歳の司令塔は、期間中に9試合で25得点以上(うち3試合で40得点以上)、月間フィールドゴール成功率48.1%、3ポイント成功率37.6%と持ち前の得点力を発揮。29日のサンアントニオ・スパーズ戦では延長の末敗れたものの、カーメロ・アンソニーが持つ球団記録にあと1点と迫る自己最多の61得点を叩き出した。
ニックスは現在44勝31敗で、オーランド・マジックと同率のイースト4位タイ。2月以降は大半の試合で先発フォワードのジュリアス・ランドルとOG・アヌノビーを欠くなか、自己ベストの平均27.8点(リーグ4位)、6.6アシストをあげるブランソンを中心に上位をキープしている。
そのブランソンと2シーズン前までコンビを組んでいたドンチッチは、3月の14試合中13試合に出場して平均32.5点、10.1リバウンド、10.1アシストと圧巻の活躍を披露。2019年11月以来、キャリア2度目となる平均30点超えでの月間トリプルダブル(TD)を達成し、球団史上初の2か月連続受賞、通算5回目の選出となった。
25歳の大エースは、マブズが11勝4敗を記録した期間中に30点超え8回、フィールドゴール成功率47.0%、3ポイント成功率38.1%をマーク。
月間で平均30点超え+TDを達成したのは過去、オスカー・ロバートソン(5回)とラッセル・ウエストブルック(2回)だけだったが、ドンチッチはそれに並んだだけでなく、1日~9日には歴代の2人を超える5試合連続で35点超えのTDを成し遂げた。また、その前後にも35点未満(30得点&27得点)でTDをマークしており、7試合連続、月間では計8回とTDを量産した。
チームも7日~13日に4連勝、17日以降は7連勝と調子を上げたなか、31日のヒューストン・ロケッツ戦では11連勝中と波に乗る相手のホームで47得点、12リバウンド、7アシストの大暴れ。自身出場ゲームでチームを11連勝に導き歴史的な3月を締めくくった。
マブズは現在45勝30敗でウエスト5位タイ。ドンチッチはリーグ1位の平均得点(33.9)を筆頭に、リバウンド(9.2/リーグ15位)、アシスト(9.8/同2位)、スティール(1.47/同7位)の4部門でチームトップの数字を残している。
3月のその他の候補者は以下の通りだ。
■イースタン・カンファレンス
ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)
ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)
デマー・デローザン(シカゴ・ブルズ)
デジャンテ・マレー(アトランタ・ホークス)
パスカル・シアカム(インディアナ・ペイサーズ)
■ウエスタン・カンファレンス
アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)
アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)
ジェイレン・グリーン(ヒューストン・ロケッツ)
ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)
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