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レイカーズ絶好調の要因は“団結”。「最高の時間を過ごせている」とデイビスがチームメイトとの関係性を語る<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.04.08

シーズン終盤にきて絶好調のレイカーズ。デイビス(右)はその要因のひとつとして“チームの団結”を挙げた。(C)Getty Images

 現地時間4月6日(日本時間7日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでクリーブランド・キャバリアーズと対戦し、116-97で快勝。今季成績をウエスタン・カンファレンス8位の45勝33敗(勝率57.7%)としたが、これで4連勝、直近10試合で9勝と、大事なシーズン終盤にしっかりと調子を上げてきている。

 好調の一番の要因は、スターターが固定されたことだろう。2月3日のニューヨーク・ニックス戦から八村塁が先発へ昇格し、2連戦やケガでもない限り、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブスと不動のラインナップを形成。この5人がスタメンに並んだ22試合で、チームは16勝6敗(勝率72.7%)と、ウエスト首位のデンバー・ナゲッツ(54勝24敗/勝率69.2%)を上回る好成績を残している。

 また、昨季プレーオフでウエスト第7シードからカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がったレイカーズは、当時の主軸を残しつつ、オフに積極的な補強を断行。さらに今季途中には、スペンサー・ディンウィディーというベテランガードをロスターへ加えた。
 
 現在はチームNo.1のペリメーターディフェンダーであるジャレッド・ヴァンダービルト、控えビッグマンのクリスチャン・ウッドが戦線離脱しているが、3月31日にゲイブ・ヴィンセントがヒザのケガから復帰。昨夏に加入した27歳の司令塔は、約5か月もコートから離れていたためゲーム感覚を取り戻すのに時間がかかりそうだが、カムバック直後から持ち前のディフェンス力は発揮できており、今後シュート力が安定してくれば、貴重な戦力になるはずだ。

 このように、シーズン終盤にきてようやく役者が揃いつつあるレイカーズ。デイビスは現在のメンバーについて、キャブズ戦後にこう話している。

「一番大きな違いは、俺たちが楽しめていることだと思うね。互いをサポートし、励まし合っているんだ。誰かが酷ければ、俺たちはそいつを叱る。でもそれを個人的な攻撃として捉えるヤツは誰もいないよ。
 
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「(チームが)団結できている」とデイビス