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今夏にトンプソンはウォリアーズを去るのか?アリナスは「レブロンが好きなタイプの選手だから」とレイカーズ移籍を予想<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.04.21

まさかの無得点に終わったキングスとのプレーインがトンプソンのウォリアーズでの“ラストゲーム”になるのか。(C)Getty Images

 2022年の王者ゴールデンステイト・ウォリアーズは、4月16日(日本時間17日)にプレーイン・トーナメントでサクラメント・キングスと対戦し、94-118の大差で敗れた。

 2023-24シーズンの戦いが終了し、今夏に完全フリーエージェント(FA)となるクレイ・トンプソンの去就が注目を浴びるなか。元NBA選手のギルバート・アリナスは、ロサンゼルス・レイカーズ移籍を予想している。

 昨年11月に6連敗を喫し、今年2月中旬までは勝率5割を右往左往していたウォリアーズ。2月15日のユタ・ジャズ戦で勝ち越して以降は徐々に調子を上げ、ラスト12試合で10勝をマークしてプレーイン・トーナメント進出の最終枠であるウエスタン・カンファレンス10位(46勝36敗)でレギュラーシーズンを終えた。

 プレーイン・トーナメントでは9位(46勝36敗)のキングスと対戦。前半終了時で50-54、第3クォーター序盤には1点差まで詰め寄ったが、その後キーオン・エリスとキーガン・マレーを中心にキングスに19-5のランを許して15点差まで戻され、最大26点差をつけられるなど一方的な展開に。

 エースのステフィン・カリーが22得点をあげるも、トンプソンはシュート10本すべてを外して無得点、チームとしてターンオーバー16回を犯し、キングスにオフェンシブ・リバウンド15本を許す惨憺たる内容で敗退が決まった。
 
 カリー、ドレイモンド・グリーン、アンドリュー・ウィギンズ、クリス・ポールは来季も2000万ドル(約31億円)以上の契約(カリーに至っては5200万ドル/約80億円)が残る。主力クラスの中では唯一、2019年に結んだ5年総額1億9000万ドル(約293億円)の巨額契約が満了となったトンプソンだけがFAとなる。

 ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)はキングス戦後、トンプソンに来季も戻ってきてもらいたいと明確なメッセージを送った。

「我々にはクレイが戻ってくることが必要だ。まだ十分にいいプレーができる。組織のみんなを代表して言うと、(来季も)戻ってきてほしい。このフランチャイズにとって素晴らしい存在であり、切実な願いだ」

 一方で、カリフォルニア州ロサンゼルス出身のトンプソンに関しては、今年に入ってレイカーズ移籍の可能性が取り沙汰されていた。プロ入り後2シーズンをウォリアーズで過ごしたアリナスはポッドキャスト『Nightcap』で、視聴者からの質問に回答。

「クレイはレイカーズへ行き、ベンチから出場。イエスかノーか」と問われると、「レイカーズはおそらく彼を獲得するだろう。そして、スターターになるだろう。なぜなら、レブロン(ジェームズ)が好きなタイプの選手だからね」と持論を展開した。
 
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