現地時間5月19日、ニューヨーク・ニックスはインディアナ・ペイサーズとのイースタン・カンファレンス準決勝第7戦に109-130で大敗。シリーズ成績3勝4敗となり、プレーオフ敗退が決定した。
右肩の脱臼ですでにシーズンエンドとなっていたジュリアス・ランドルを筆頭に、ここに至るまでに故障者続出と満身創痍だったニックス。この試合もランドル、ボーヤン・ボグダノビッチ(左足手術)、ミッチェル・ロビンソン(左足首)が欠場したほか、左ハムストリングの負傷から強行復帰したOG・アヌノビーはわずか4分41秒しかプレーできず、頼みのジェイレン・ブランソンも第3クォーター途中に左手首を骨折してしまい、最後は力尽きるように大差をつけられ敗れ去った。
とはいえ、レギュラーシーズン中はアップダウンの激しかった今季のニックスが、手負いの状態でよくここまで戦ったと称賛を贈るファンも多いことだろう。だが、エースはそう思っていないようだ。
シリーズ敗退が決まった第7戦後、会見場に姿を見せたブランソンは、浮かない表情で記者からの質問に返答。そのなかで「今日に至るまでの様々なことを経て、今季は成功だったと思うか?」と問われると、「ノー」と即答したのだ。
チームがどんな状態だろうと優勝できなければすべて失敗と、飽くなき向上心を示したブランソン。不屈の闘志を秘めるエースに導かれ、故障者復帰で完全体となった来季のニックスは、はたしてフランチャイズに52年ぶりの栄冠をもたらし、ニューヨークを熱狂の渦に巻き込むことができるだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】ダンクシュート編集部が厳選!NBA史に燦然と輝くレジェンドスターたちを特集!!
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とはいえ、レギュラーシーズン中はアップダウンの激しかった今季のニックスが、手負いの状態でよくここまで戦ったと称賛を贈るファンも多いことだろう。だが、エースはそう思っていないようだ。
シリーズ敗退が決まった第7戦後、会見場に姿を見せたブランソンは、浮かない表情で記者からの質問に返答。そのなかで「今日に至るまでの様々なことを経て、今季は成功だったと思うか?」と問われると、「ノー」と即答したのだ。
チームがどんな状態だろうと優勝できなければすべて失敗と、飽くなき向上心を示したブランソン。不屈の闘志を秘めるエースに導かれ、故障者復帰で完全体となった来季のニックスは、はたしてフランチャイズに52年ぶりの栄冠をもたらし、ニューヨークを熱狂の渦に巻き込むことができるだろうか。
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