ロサンゼルス・レイカーズはプレーオフ敗退後にダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)を解任し、後任候補には様々な名前が挙がっている。また、39歳の大黒柱レブロン・ジェームズの去就を巡って息子ブロニー・ジェームズをドラフト指名する可能性も噂されるなか、殿堂入り選手のポール・ピアースは「それはもはやチャンピオンシップのためではない」と厳しく指摘している。
今季、レブロン擁するレイカーズは、レギュラーシーズン47勝35敗(勝率57.3%)でプレーイン・トーナメントを経てウエストの第7シードでプレーオフに進出。しかし、ファーストラウンドで王者デンバー・ナゲッツに1勝4敗と屈し、シーズンが終了した。
ハムHC、そしてフィル・ハンディらアシスタントコーチは全員、現地時間5月3日(日本時間4日)に解任。後任候補にはボストン・セルティックスでアシタントコーチを務めるサム・キャセールや、元NBA選手であるJJ・レディックといった名前が挙がっている。
HC人事のほかにも、今オフにプレーヤーオプションとなるレブロンを残留させられるのか、レブロンの息子ブロニーをドラフト指名するのか、など様々な注目を集めるレイカーズ。元オールスター選手のピアースは人気ポッドキャスト番組『ALL THE SMOKE』で、レディックのHC就任の可能性とブロニー・ジェームズ指名のシナリオについて見解を述べた。
「それはもはやチャンピオンシップのためではないと思う。いいショーを見せるためであり、まるで台本のようだ。JJ・レディックを招聘し、ブロニーをドラフト指名する。それはチャンピンシップを勝ち獲る方向に進もうとしているのか? 正直、エンターテインメントに興味があるとしか思えない」
レブロンとレディックは今年3月からタッグを組んでポッドキャスト『Mind the Game』(マインド・ザ・ゲーム)で共演している。そして、レブロンとブロニーが一緒にプレーすることは、レブロンだけでなく、ファンの多くも望んでいる。
元NBA選手のロバート・オリーは自身のポッドキャスト『Big Shot Bob Podcast』で、ブロニーに関して「彼自身のブランドを築けばいい。お金が必要なわけじゃないんだから」と大学に残るべきだったと主張した。
また、元NBA選手のチャニング・フライは『NBA TV』に出演した際、レディックにとってレイカーズのHC就任は「死刑宣告」だと表現。「1年目のコーチとしては、誰にとってもオススメできる仕事じゃないだろうからね。その仕事を引き受けるというのは理解できない。すごく大変なことだ」と、見解を述べている。
それらを踏まえたなかで、レイカーズにまつわる話は「その方がチケットは売れるし、売り切れ必至だ。ネット上でも話題になる。そうすれば、ソーシャルメディアにいる人たちは起こっていることを話し続けることができる」と、話題作りが先行しているとピアースは説いた。
ボストン・セルティックスと並んでリーグ最多の17回のリーグ優勝を誇るレイカーズは、今夏にどのようにチームを再構築していくのだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
レイカーズの次期HC候補に挙がるレディックへ疑問の声「レブロンに向かって“とっとと戻れ”と叫べるのか?」<DUNKSHOOT>
「レブロンをコーチにすればいい」HC解任のレイカーズにOBが大胆提案!「彼がこの組織で多くの決断を下していることは明らか」<DUNKSHOOT>
「俺はバスケットボールについて語るのが大好きなんだ」レブロンがレディックと組んでポッドキャスト界へ進出!<DUNKSHOOT>
今季、レブロン擁するレイカーズは、レギュラーシーズン47勝35敗(勝率57.3%)でプレーイン・トーナメントを経てウエストの第7シードでプレーオフに進出。しかし、ファーストラウンドで王者デンバー・ナゲッツに1勝4敗と屈し、シーズンが終了した。
ハムHC、そしてフィル・ハンディらアシスタントコーチは全員、現地時間5月3日(日本時間4日)に解任。後任候補にはボストン・セルティックスでアシタントコーチを務めるサム・キャセールや、元NBA選手であるJJ・レディックといった名前が挙がっている。
HC人事のほかにも、今オフにプレーヤーオプションとなるレブロンを残留させられるのか、レブロンの息子ブロニーをドラフト指名するのか、など様々な注目を集めるレイカーズ。元オールスター選手のピアースは人気ポッドキャスト番組『ALL THE SMOKE』で、レディックのHC就任の可能性とブロニー・ジェームズ指名のシナリオについて見解を述べた。
「それはもはやチャンピオンシップのためではないと思う。いいショーを見せるためであり、まるで台本のようだ。JJ・レディックを招聘し、ブロニーをドラフト指名する。それはチャンピンシップを勝ち獲る方向に進もうとしているのか? 正直、エンターテインメントに興味があるとしか思えない」
レブロンとレディックは今年3月からタッグを組んでポッドキャスト『Mind the Game』(マインド・ザ・ゲーム)で共演している。そして、レブロンとブロニーが一緒にプレーすることは、レブロンだけでなく、ファンの多くも望んでいる。
元NBA選手のロバート・オリーは自身のポッドキャスト『Big Shot Bob Podcast』で、ブロニーに関して「彼自身のブランドを築けばいい。お金が必要なわけじゃないんだから」と大学に残るべきだったと主張した。
また、元NBA選手のチャニング・フライは『NBA TV』に出演した際、レディックにとってレイカーズのHC就任は「死刑宣告」だと表現。「1年目のコーチとしては、誰にとってもオススメできる仕事じゃないだろうからね。その仕事を引き受けるというのは理解できない。すごく大変なことだ」と、見解を述べている。
それらを踏まえたなかで、レイカーズにまつわる話は「その方がチケットは売れるし、売り切れ必至だ。ネット上でも話題になる。そうすれば、ソーシャルメディアにいる人たちは起こっていることを話し続けることができる」と、話題作りが先行しているとピアースは説いた。
ボストン・セルティックスと並んでリーグ最多の17回のリーグ優勝を誇るレイカーズは、今夏にどのようにチームを再構築していくのだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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