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「私が選手を疲弊させたのか?」ナゲッツ敗退は主力の酷使が原因と指揮官が反省「間違いなく理由の一部」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.05.27

第2シードを勝ち取るために選手たちを疲弊させてしまったとして、マローンHCが反省の弁を述べた。(C)Getty Images

 2022-23シーズンの王者デンバー・ナゲッツは、連覇を懸けて臨んだ今季、ウエスタン・カンファレンスのセミファイナルでミネソタ・ティンバーウルブズの前に脆くも敗れ去った。

 ウルブズとのシリーズは、最終第7戦までもつれる激闘となった。しかしそのラストゲーム、ナゲッツは最大20点のリードを奪いながらまさかの大逆転負け。失意のまま、2023-24シーズンを終えることとなった。

 レギュラーシーズンでは、2014年と並びNBA参入後のフランチャイズベストとなる57勝25敗(勝率69.5%)を記録し、第2シードを獲得。プレーオフのファーストラウンドではロサンゼルス・レイカーズを一蹴、続くセミファイナルでも2連敗からの3連勝とチャンピオンの底力を発揮し、連覇へ向けて視界は良好かと思われた。

 では、なぜウルブズに敗れたのか。その敗因について、マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は、自身が選手たちをレギュラーシーズン中に酷使してしまったことだと、今季を総括した際に語った。
 
「一方では、我々は第2シードを獲得した。しかしもう一方では、(ウルブズとの)第7戦の後半、うちの選手たちのプレーを見て、死ぬほど疲れているように感じた。おそらく君たちも同じ光景を見たと思う。では、私が選手たちを疲弊させたのだろうか?それは間違いなく理由の一部だと思う」

 今季のウエストは、最後まで激しい順位争いが展開された。とりわけオクラホマシティ・サンダー(57勝25敗/勝率69.5%)とウルブズ(56勝26敗/勝率68.3%)、そしてナゲッツの間で繰り広げられた1~3位争いは、ラスト1戦を残して3チームが56勝25敗で並ぶ史上稀に見る大混戦に。レギュラーシーズン最終日、サンダーとナゲッツが勝利しウルブズが敗戦、タイブレークの結果サンダーが第1シード、ナゲッツが第2シード、ウルブズが第3シードとなった。

 第2シードを手にできたこと自体はよかった。プレーオフではホームコート・アドバンテージが大きな武器となるからだ。
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